4月の紅茶とテーブルセッティングのレッスンが終わりました。今回はダージリンが苦手だった私のダージリンに対する認識を根底から覆したグームティーエステートの2014年のセカンドフラッシュとそれにペアリングのよいチーズとクリームを使ったお食事とお菓子を準備しました。ダージリンのセカンドフラッシュについて。。
ファーストフラッシュが摘まれた後、ダージリンでは5月〜6月に品質が充実するセカンドフラッシュ(一番摘み)の時期を迎えます。今回用意したリプトンの2014ダージリンセカンドフラッシュはクルセオンサウスに位置し、ネパール語で道の曲がり角と言う意味の名の茶園「GOOMTEE」(グームティー)のもの。
ティップの豊富な美しい茶葉から生み出される繊細な香りは、トップノートは蜜、ラストノートは深い森を想わせ、味わいはスムースながらコクと深みがあります。
何とも言えない甘美な余韻に酔いしれてしまいます。
私が今まで飲んだセカンドフラッシュの中で一番美味しいと感じたものでした。
参加された皆さんにも香りや味などを紙に書いて表現して頂きましたが、甘さがずっと残る。。後から爽やかな渋みが。。味が刻々と変化する。。等々繊細な表現力に驚きました。
召し上がって頂いたお菓子の中から、右下にチラッと写っているのがラズベリーシラバブ。17世紀にイギリスの農場で生まれたという事で元々はダブルクリーム(乳脂肪分の多い生クリーム)に白ワインやブランデーを加えたシンプルなもののようです。今回は他の物が重かったので、ラズベリーを加えてさっぱりとしたデザートに仕上げました。
その他ご用意したのは、手前から時計回りにベリータルト、アスパラガスのキッシュ、スコーン、リコッタチーズのタルト、キッシュロレーヌそれから写真には写っていませんがグリーピースのポタージュとガトーウイークエンドです。
紅茶は他にクオリティーシーズンのセイロンセィーから2015ヌワラエリアと2015ディンブラを飲んで頂きました。
それから写真のライラックの花の横にちょこっと写っているハロゲイトの伝説のティールーム「ベティーズ」の紅茶も。
今回のテーブルセッティングはガーデンパーティーがイメージでしたのでバーレイのウイローパターンの黒の食器を使いました。ランタンを飾り、デザートはビュッフェスタイルにセッティングしました。
バーレイのウイローパターンの食器には悲恋の物語が隠されいてるのですがその話はまた後日。。
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