INFUSE東京レッスンのアドヴァンスト全コースようやく終了しました。
「Proof of Attendance」
こちらのbasic コースを終了したのは一期生でしたから、足掛け4年でようやくアドヴァンストを終了した事になります。
(長かった〜)
自宅でささやかに紅茶教室をはじめて、1年あまり・・
当初思い描いていた「英国式紅茶教室」ではなく・・
その月の紅茶からイメージした、季節に相応しいおもてなしのテーブルセッティングと御料理とお菓子をご提案する「おもてなしの紅茶教室」
というスタイルで1回完結型でレッスンしております。
毎回、すべて新しいオリジナルの内容でと思っておりますが、準備がやっとで初日前日は大抵徹夜になってしまいます・
(いっつも段取り悪い1日目です・・・💦)
よく尋ねられるのですが、
紅茶の勉強をしてよかったと思う事は?
(紅茶を勉強した)リプトンやインフューズのレッスンでかけがえない友人が出来た事と・・
自分の中に紅茶(時には中国茶。日本茶)という視点があるので
旅行をするときも、歴史・陶磁器・
アンティーク・ティールーム・茶藝館・アフタヌーンティーとテーマがあり、旅先で初対面の方とも「お茶談義」に花が咲き旅行がとても楽しいこと・・
それから・・
何故、紅茶の勉強を?(紅茶教室を開いたのですか?)
これもよく尋ねられる事ですが・・
子供達が中学生の時から毎年夏はイギリスのサマースクールに入れ、私も同行して渡英しておりました。
(もっとも、子供達はボーディングスクールで寮滞在、私はホームステイをして語学学校に通っていたので、滞在中は別行動でしたが)
親子三人で初めて降り立ったヨーロッパはロンドンでした。
それから娘は7回、私は5回、息子は4回、渡英することになります・・
OxfordやCambridgeは治安もよく、旅行でささっと通り過ぎるのでなく、暮らすように過ごすことで見えて来たことがたくさんあるのです。
夏でも寒くて雨が多く・・(だからこそティールームに駆け込んでいただく暖かい紅茶が美味しいのです)
夏休み中なので開放されたCollegeの広大な庭園でシェイクスピアの野外劇を見ながら過ごしたゆっくりと暮れてゆく夏の夕べ・・
どんな小さな地方都市に行っても必ずあるティ−ルームで小さすぎるテーブルにのった紅茶とケーキは食事のおいしくない?イギリスでまず間違いなく美味しい事・・
グローブトロッターの鞄のよさって・・(みなさん鞄はリモア派ですよね?)
イギリスの列車で椅子に座れなくても、そこに座って本でも読めばとても様に成るし
どんな振動でも決して動かない事・・(リモアには座れないでしょ?・・)
大英図書館のリーディングルームで何故だかそこにいた全員がアップルのパソコンを使っていた事から親子3人でMACとiPhone派で・・
大英博物館は入場料無料ですし・・
Londonの地下鉄に乗ると(おそらく世界中の大都市でもここだけでは?)だれもスマホを見ず、新聞か本を見つめるCulturalなイギリス人
ホームステイ先のママに「どうしてイギリスはユーロ€でなくポンド£のままなの?」
と聞いたら即座に
「We don't want to obey anyone!」といったことを思い出します。
(イギリスがEU離脱を決めたニュースを聞いた時、一番にホームステイ先のママの言葉を思い出しました。もっとも、一番の問題は移民の問題のようでしたね)
つまり親子ともにす〜〜かり、イギリスファンになってしまったのです。
息子は12歳から寮に入っておりまして、中々親子共通の思い出がない・・というのが母親にとっては何ともしんみりと胸が痛む事なのですが・・
私たち親子にとってイギリスは唯一の共通の思い出なのです。
そこで何かしら子供達との共通の思い出に通じる事をと思い、子供達が大学生になり巣立ったタイミングで紅茶教室を開きました。
子供達が受験の日の朝も紅茶を淹れ・・
紅茶は悲しいときも嬉しい時も気持ちに寄り添ってくれる飲み物だと思っています。
これからも、ささやかながらも教室を続けて行けたら・・
「Proof of attendance」を手にして思ったのでした・・
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