レッスン最終日の金曜日の朝から・・
「今日で終わりだわ〜〜」と開放感で ルンルン♪
サロンのあるマンションへお菓子や御料理を運びながら・・
すれ違う地元の女子中学生の会話が・
「あ〜まじやばい〜なんもしとらん」
「やばい・やばい〜」
「でもいいよ。今日で終わりだもん」
「そうだよ。終わりだ〜!!」
うふ。私も気持ちは一緒💗
「終わりだわ〜!!」
試験期間が終わる女子中学生の気分♪
やっと怒濤の12月のお仕事週間が終わるの〜💓
忘年会もクリスマスパーティーもなく、
閉じこもって仕事して、
睡眠時間2時間で過ごしたのは
結構辛かったのです・・😢
そこで・・
レッスン報告です。
今回は先日ご紹介しましたが、ロイヤルコペンハーゲンの前身でもあるピングーオーグ
レンダールの「クリスマスローズ」の食器を使って、
(これは母のコレクション)
テーブルリネンはフィレンツェのブサッティにオーダーしたもの。
クリスマスローズにこめられた「平和と祈り」のメッセージを元に
合わせた、お花は・・
ギリギリで無理を言ってヴェルデコの麻美先生に取り寄せて頂いた純白のアマリリスを合わせて・・
アマリリスにユーカリを合わせてシンプルに生けたスタイルは
先日訪れたドミニクブシュトーキョーで拝見して再現してみたかったものです。
旅先で少しづつ集めたオーナメントを飾りました。
(そのご紹介はまた後日)
今回のレッスンの為に、
夏にロンドンでお会いした友人のRさんが私のレッスン為にイギリス国内で発売されて
いる紅茶ブランドの11種類のクリスマスティー
を送ってくれました。
11種類のクリスマスティーを一度に試飲出来るのは、イギリスでもなかなかチャンスのない事で本当にRさんのおかげです。
(Rさん、ありがとうございました!)
それぞれをご紹介しますと・・
Harrods から3種類。
Harrodsは経営者がアラブ系のオーナーになってからワラントもはずされ、
かつては三越にショップがありましたが、今は片隅で紅茶がひっそり売っているだけですね。
ロンドンへ行くと確かにヒースロー空港のHarrodsのショップは賑わっていますし、
ナイツブリッジのハロッズデパートのエジプシャンエスカレーターはやっぱり観光客な
ら一度は行ったらいいと思いますが、
ポッシュな人々は違うデパートで買い物しているみたいでした。
レストランにしても、路面店にしても今すごくホットなのは
ロンドン在住の大学時代の友人のに案内してもらったメリルボーン地区。
オーガニックのレストラン「THe Natural Kitichen」は著名人御用達で、
la Fromageris,
Rococo Chocolate
コンランショップあり、
格の高いクラリッジズももちろんいいのですが、
友人お勧めのHotel Edition も機会あれば絶対泊まってみたい・・
(脱線しました。。ごめんなさい)
ハロッズのクリスマスティーは3種類
様々なスパイスや柑橘類がブレンドされていてバランスよく華やかなスパイシーさ。
①Black tea ベースのもの
最初に試飲して頂いたからでしょうね。
3日間通して一番人気でした。
②White tea ベースもの
スパイスが他の二つより控えめに感じられました。
③Green tea ベースのもの
こちらも「緑茶ベースのクリスマスティーは新鮮・・」と人気がありました。
それから
トワイニングから2種類
④Christmas Tea(こちらはティーバック)
レモンやオレンジシトラス系の香りがさっぱりとした口当たり。
すべての紅茶の中で一番優しく人気がありました。
⑤ Winter spiced Tea
缶がとても可愛い💗
スパイスティーと銘打っているだけありしっかりスパイスの味がします。
Whitard から2種類
⑥Mulled Wine Tea
こちらは紅茶ではなくハーブティー。
赤ワインにスパイスを入れたモルドワイン(ドイツでいうグリューワイン)
をイメージしたお茶。
色も綺麗でハーブティーとしてはとても飲みやすくて美味しかったですね。
⑦Christmas tea
オレンジピールが入っていて、柑橘系のさっぱりしたクリスマスティー
それから
⑧ Christmas Spiced tea(Fortnum & Mason)
こちらは三越にも売っています。
かな〜り、シナモン・クローブ・ペッパーなどのスパイスのパンチが効いています。
⑨Spiced Christmas Tea(Betty's)
ヨークシャーにある伝説のティールーム ベティ−ズのクリスマスティー。
フォートナム&メイソンに勝らずとも劣らず、スパイス感が半端ない感じです。
(こちらは皆様にクリスマスプレゼントで差し上げたものです。)
⑩Spiced Christmas Tea(Taylers)
さっぱり柑橘系。
⑪Palace Christmas(Palace)
パレスと名付けられるだけあって華やかなブレンド。
パレスティーは以前は三越などでもお取り扱いがあったように記憶していますがロンド
ンでも店舗がなくなり代りにeast India Company の店舗になっていました。
ビクトリア朝時代はクリスマスティーのブレンドはその家の女主人の仕事であったと言われています。
風邪予防のスパイスを家族の顔を思い浮かべながらブレンドしていたのです。
それを今は紅茶会社が担っていて、美しいパッケージの缶に渾身のクリスマスブレンド
ティーを詰めて販売しています。
選ぶ楽しみも淹れる楽しみも・・
3時半くらいには日が暮れてしまう長く暗く寒いイギリスの冬を暖かく元気に過ごすた
めの知恵であり、当時スパイスが大変高価であった事を考えれば、クリスマスならでは
の贅沢でもあったのでしょう。
テイスティングのあとに好きな紅茶を発表して頂き、そのお茶を御料理とお菓子とのペ
アリングを考えて淹れました。
テイスティング前に召し上がって頂いたオードブル(写真とり忘れ)
こちらは牛すね肉の赤ワイン煮込み
クリスマスプディングをパフェ仕立てにしました。
(クリスマスプディングの薄切りに自家製洋梨の赤ワイン煮とブランデー入り生クリーム、自家製クランベリージャムを添えました。)
それから・・
試作段階から食べ過ぎ・・
スタッフにも差し入れして大好評だった
コーヒーウオールナットケーキ
あ〜罪深きものコーヒーバタークリームよ・・💗
それから
レモンメレンゲタルト
ラム酒漬けのフルーツたっぷりのフルーツケーキはデモをしました。それから4分の1カットをBettysの紅茶と一緒にお土産に・・ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
それから、スパイスのレクチャーをしてアシスタントもしてくださった美人ナースでハーブのスペシャリストの木原みちるさん・・
本当に有り難うございました。
とても助かりましたし、試飲会の時から、とても楽しかったです。
お時間あるときまたアシスタントお願いいたします😊
クリスマスティーをお飲みになって、どうかお健やかにあたたかなクリスマスをお迎えくださいませ。
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