夏の旅行の手配をしています。
エアーからホテルから移動の列車、オプションツアーの手配も全て
自分でします・・
というとすごくしっかり者で旅慣れた人間のようですが・・
毎回いろんなことをやらかします。
昨年の夏の旅行の懺悔が済んでいなかった事を思い出しました。
〜〜〜ここからは昨年夏の出来事〜〜〜
イギリスは大好きですが、悪名高きヒースロー空港には毎回泣かされています。
ヒースロー空港はまず入国審査がとても厳しいのです。
(移民問題が深刻なので仕方がないのですが)
まず、語学学校に入学するならその支払証明書、入学許可書、ホームステイ先
の住所と入金証明書、帰りの航空券。
今回のようにフリーの旅行であれば、ホテルの予約確認書、帰りの航空券、
何をするのか説明する為に、オプションツアーのバウチャー、現地ガイド
の作成したスケジュール表などを見せます。
故に・・入国審査にゆうに1時間は並びます。
そして多いのがロストバゲージ。
4年前の春休みに娘とヒースロー空港についたとき・・
出てきませんの・・私の荷物。
現地の係員さんが探しにいってくれてまつこと1時間。
「ありましたよ〜!!フランクフルト行きのレーンに!」
なぜ、フランクフルト??
係員さんが天使に見えたけど、ほっとしたのと同時に疲れがどっと押し寄せて
チップを渡す事も忘れてしまった次第。
さて・・
やらかしたのは帰りのフライトの時。
20日間の移動型のヨーロッパ旅行の後半はさすがにきつくて、
早く家に帰って、洗濯して、お風呂に入って、ご飯とみそ汁を食べて・・
との思いばかり。
ヒースロー空港からヘルシンキのヴェンター空港まで飛んでそこから福岡までの
直行便で帰国する予定です。
フライトが午前7時だったので空港到着は午前5時をめざさなければなりません。
ロンドン市内のホテルからタクシーで一時間みるとして出発は4時。
早朝4時タクシーに乗り・・
運転手さん「ターミナルはどちら?」
私「第2ターミナル」
夏のロンドンの夜明けは早いけどさすがに暗い町中をいつもは
ちょっぴりセンチメンタルになったりするのに、
今回ばかりはやっと帰国出来る安堵感の方が大きかったのでした・・
ヒースロー空港について利用するフィンエアーのチェックインカウンター
を探すも・・
「ない??」
ちかくの××エアーの係員に「フィンエアーのカウンターはどちらでしょう?」
と聞くと・・
ものすご〜く感じ悪く
「It's not my business」(文字通り、私の仕事じゃないね、ってことです)
といわれ。(どうみても暇そうだったのに)
早朝でインフォメーションセンターも空いていないし、
とにかく手当たり次第「エクスキューズ ミー」を繰り返してようやく
「フィンエアーは第3ターミナルだよ」
私&娘「え??ええ〜〜・・??」
私「どうやって移動したら良いのですか?」
「此の時間は移動バスもタクシーもいないし、地下通路を歩くしかないね。
20分はかかるよ・・」
娘、眠くて怒る元気もない様子・・
タックスリファウンドもしなければならないし、チェックインも・・
しかもイギリスで割れ物やら銀製品を買い込んで二人のスーツケースは
特大が4個💦
これを運びながら地下通路を走るって・・
(やるしかない!!)
「うそでしょ〜〜💦」と半泣きの娘を追い立てて
エレベーターをのりつぎ連絡地下通路へ・・
走る・・走る・・
荷物をのせたカートは重くコントロールも難しい。。
走る・・走る・・
傾斜のあるところで力任せにカートを押して・・
「ドッシャーン」
なんと・・娘の足を私のカートでひいちゃったのだ😭
足から血を出し眠たいのと疲れとで踞って泣き出す娘・・
「もうやだ〜」
いやいや泣きたいのはこっちもだけど・・😢
しかし時間がない・・
私が全部荷物を一人で運ぶしかない・・!
「なんとあっても、絶対日本に帰るのだ!!」
火事場の馬鹿力とはこのこと・・妙な力が湧いて来た
20キロ近くあるスーツケースを娘の分も4こ積み上げカートで押し、
足をおさえる娘を引っ張りながら、
早朝の地下通路を走りに走ったのです・・・
無我夢中で・・
どうやって第三ターミナルに着いたか覚えていないのですが・・
フィンエアーのカウンターの係員はとても親切で
荷物の追加料金を少しでも安く出来るようにと工夫してくれて
娘のけがの手当もしてくれてほっとしたのも束の間。
「タックスリファウンドに行ってくるからここで待ってなさい!!」
とタックスリファウンドのカウンターへいくと
「嘘でしょ??」
アラブ人の行列・・しかも私なんかたった1枚のレシートなのに
彼らの手にレシートの束。
「これは絶対出発に間に合わない・・」
仕方なくそのまま乗り継ぎのヘルシンキへ。
ヘルシンキについてもタックスリファウンドを諦めてない私は
係員に尋ねると
ヘルシンキのヴェンター国際空港のTAX REFOUNDは乗り継ぎ旅行者
には画期的システム!!
一旦、ヘルシンキに入国してTAX REFOUNDができ、しかもその場で現金で
戻ってきます。
再び無人の出国審査GATE?(これが近未来的というかある意味怖かった💦)
を通ってまた出国するというわけ。
一つのターミナルで乗り継ぎや買い物、チェックイン、TAX REFOUNDもすべて
済むので
私のような「やらかす」タイプには小さなヴェンター空港は本当に便利💗
今年もきっと何かやらかすに違いないのですが、
日常眠っている火事場の馬鹿力が目覚めたりするのは
何らかの形で「ボケ防止」になっているに違いないと
懲りない私なのでした。
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