先週の事ですが、
京都南座で吉例顔見世興行を昼夜通しで見て参りました。
居眠りしないように前日から前入りして、
10:30から終わったのが21:00でしたから10時間以上南座に
いた事になります。
派手な演出のない古典歌舞伎でありながら昼夜共に満席。
しかも昼も夜も4演目。
演じる側も観る側も中々体力、気力が必要です。
芸舞妓さんをはじめ、文化、芸能に携わる方々が観客に
多いせいでしょうか、、観客も只者ではない…
という風情の方々が沢山いらっしゃいまして場内の空気も晴れの雰囲気で盛り上がります。
毎年思いますが、南座の顔見世興行は別格。
忙しない師走にわざわざ足を運ぶ価値ありなのです。
南座の作り自体もこじんまりしていて、他の劇場にはない一体感もありますし、とても美しく華やぎのある劇場です。
南座でも中村芝翫さまと橋之助さまの楽屋へ訪問させていただきました。
南座の内側通路を通って楽屋へ
途中階段が沢山あり
一旦外通路を通ります
神社が!?
楽屋でのお写真はアップできませんが、
連日の昼夜通しの出演にもかかわらず、いつも
優しく細やかに配慮くださる芝翫さま。
そしてお会いするたびに頼もしくなられる橋之助さま。
お疲れのところありがとうございました。
幕間には劇場内の虎屋カフェで
餅入りぜんざいと、冷やし抹茶
夜はしっかりお腹を空かして、いつも伺うお店へ。
それからお茶の先生のご自宅を改装されたという如何にも京都らしい情緒あるバーへ
簪屋さんが経営されいてるので、壁一般に飾られた簪コレクションにも目が釘付けになってしまいました。
京都がすごいのは、ただのヘリテージではないということ、ましてや古都を見せるテーマパークではない。という事に尽きるのではないかと思います。
平安京遷都から脈々と文化、芸能を継承されてきて、それが生き続けている事。
その継承者は、神社仏閣、お寺、呉服屋さん、お茶屋さん、茶道、花道、香道、舞踊、謡曲、三味線…の先生方、、、
枚挙に暇がありませんが、
私達が京都にリスペクトを払うのは、決してインスタ映えする食事や舞妓に変身できるからではなく、「京都」がただののアドレスではなく、「生きる文化遺産」だと潜在的に知っているからではないでしょうか、、
翌日は、遠方からきているめったに会えない友人のため京都出身のO様にご案内いただきながら…
そんなことを思いました。
(京都観光編へ続く]