明けましておめでとうございます㊗️
年末年始は家族とマレーシアのリゾートで過ごす予定でしたが、パスポートの残存期間が6ヶ月切っているという事でマレーシアに入国できない。。‼️😭😭
とチェックインカウンターで告げられ出国さえできず1人福岡空港へ取り残されたのでした…😭😭
(かなーーーーり落ち込んだ年末…
悲しみにくれる私にお付き合いくださいました皆様本当にありがとうございました🙏😭)
年明けて、
気持ちを取り直し、
令和初のお正月を例え1人でも良い気を浴びて清々しい年明けにしたく、
元旦フライトで東京へ✈️
大手町にある「星のや東京」へステイしてまいりました。
星のや東京は宿泊者以外立ち入り禁止のヴェールに包まれた空間なので、とても胸が高鳴ります。。
大手町のビジネス街に佇みまだまだ認知度が低いのかタクシーの運転手さんも場所をご存知なく、建物の反対側に降ろされてくるっとビルを回って入り口へ。
(車寄せは実際は地下二階にあります。
帰りのタクシーはそこにつけてくれました。)
入り口に羽子板が飾られています。
こちらの木の扉が開くと
非日常の別世界の始まりです
ここで靴を脱いで玄関で預かっていただき、清々しい畳の上を歩いていきます。

お正月の設えもスタイリッシュで美しいですね…
エレベーターで案内され私の宿泊する14階にあるお茶の間ラウンジへ。
14:30とチェックインには早かったのですがすぐにお部屋に通していただけました。
ここは各フロアにあるラウンジでして、飲み物、お菓子、新聞、雑誌などがあり自由に利用できるスペースですがここでチェックインです。
ここにはお正月らしいお菓子や祝い飾りなどが…
お茶の間ラウンジの様子
飲み物が色々用意されています。
急須や湯呑みも好きなものを選べるんですよ。
ほうじ茶をいただきました。
新聞を読むスペース。
各フロアに6部屋しかなくそもそも少ない数の宿泊客をもてなすイベントが色々用意されていますが、
お正月の三日間限定のアクテヴィティの説明を受けます。
お部屋はお茶の間ラウンジのすぐ横です。
廊下ももちろん畳張りです。
そして、星のや東京の建築、内装全てに言えることですが、光と翳の演出が本当に美しいのです。
廊下のたたみに落ちる翳の美しいこと。
お部屋は…
決して広くはないのですが、
畳と竹を使った内装はスタイリッシュでありながらもほっと一息つけるような寛ぎも感じさせ、本当に心からリラックス出来る空間です。
お風呂がスケルトンなので、友人同士で泊まるとちょっと困るかもしれませんね。
温泉に入ると思うので問題ないかもしれませんが。
(因みにトイレは個室なのでご安心ください)
星のやの中で東京だけ、唯一テレビがあるそうです。
ここがビジネス街なので致し方ないとか。
星のやのコンセプトはあくまでもリゾートなのだとか。
江戸小紋のファサードの向こうは大手町のビル街。
ちょっと障子をあけるのに抵抗がありますが、
室内の照明を落とせば、あけることもできます。
そこから注ぐ光の作る翳が部屋に落ちてまた見惚れてしまいます。
15時にスパを予約していたので…スパへ。
17階の温泉の横にあります。
こちらスパルーム
スパルームも障子に江戸小紋のファサードの翳が写りこみ障子の模様のよう。。
薬玉のトリートメントという事で、
ヨモギボールを使ったスパでゆっくりトリートメントを受けすっかりリラックス💖
順序が逆にかもしれませが、その後「大手町温泉」なる
お風呂へ
お風呂の写真は流石に撮っておりませんが、、
こちらは女湯の入り口。
それほど広くはありませんが、内湯から露天風呂は扉もなくビニールの暖簾がかかっているだけ
(おそらく防寒のための暖簾。)
内湯も露天風呂も本当に美しい空間💖✨✨
そして泉質もちゃんとした温泉♨️
大手町に温泉が出るなんて驚きです。
ここは元々海だったとか。。
江戸時代前の古の江戸に思いを馳せながら湯けむりに包まれ浮き世の憂さがすーっと心と体から抜けていきます。
「思い切って飛んできてよかった…✨✨」
温泉の内装も光と翳の演出が美しくて立ち上る湯けむりと、見上げると大手町の空…
なんとも不思議な気持ちになります。
湯上り脱衣所になんと牛乳といちご牛乳のサービスが😍
いちご牛乳を飲みました。
それから、男女の待ち合いどころには
「橙ソーダ」が。
これもとても美味しい。
それから、2階のロビーフロアで行われているイベントへ出かけました。
日本酒や田楽が振舞われます。
濁り酒と柚子アイスラムネかけをいただきました…
そうこうしていると江戸神楽の催しが始まりました。
宿泊客はお正月なので家族連れと外国人観光客が半々。
普段は海外からのゲストが6〜7割とか。
また、お一人様滞在がおおいのも星のやの特徴だとか。
それわかります!
一人でも本当に居心地よく寛げます。
さて夕食ですが
レストランはそもそも、10席くらいしかなく直前予約の私は勿論予約できず、
(星のや京都も外で食事するスタイルを推奨しているようでしたので、これが星のやのスタイルなのかもしれませんが)
インルームダイニングを利用しましたが、、
この日のおすすめは
穴子バッテラ寿司
お正月なのでほとんどの方がインルームダイニングを利用されていたそうですが、、、、😂
こちらは正直、アマン東京が、徒歩圏内にありますので、またパレスホテルも近いですし、
どこかへ
食べに行かれる事をお勧めします。
どこか料亭からの仕出しとかがあるとか…
ホテル内で美味しいものがいただけると最高なのに…
と思いました。
夜
雅楽のイベントがあるという事で待っていたら、雅楽師の都合でキャンセル。
急遽
香道体験のイベントを開催してくださいました。
(この辺りの対応は完璧でした)
先日京都で伺った山田松香木店の香木を炊いて
くださりごく初心者向けの内容ではありましたが、
元旦に伽羅や白檀、沈香の香りに包まれまして至福の時間でした。
もう一回温泉に入るつもりが、お部屋であまりリラックスしてそのまま熟睡…
次の日早起きしてまた温泉へ。
朝は縁起物「橙湯」
これでもか…というくらいに橙が湯船に浮いていました。
星のや東京の良いところは、滞在中夜中でも何回でも温泉に入れること…
お部屋にお風呂がありましたが、私は一度も入らず温泉へ3回も入りました💖
朝食はインルームダイニングはパスして、
お茶の間ラウンジでおにぎりとお味噌汁をいただきました。
星のや東京…
玄関で靴を脱いで、裸足で寛げるその心地よさ…
都会とは思えない静寂な空間。
陰影の美しい内装やインテリア。
いろんな言語が飛び交う摩訶不思議な空間。
文化的な深さや、インルームダイニング、従業員の成熟度はまだまだかしらと感じましたが、
(一生懸命なさっている感じは伝わってきますので、そのお気持ちはすごく感謝でした。
ですが、正月とはいえ食事なしで
びっくりするほど高い宿泊料なので財布を痛めた身として、またこれからますます素晴らしいホテルになってくださる期待を込めて辛口にてすみません…)
「非日常な江戸空間」
は日常の憂さを忘れさせるには十分なそして私にとっては最高の元旦ステイとなりました。
ありがとうございました。
大満足です。