「茫洋たる未来は可能性の大きさ」
娘の引っ越しの手伝いで東京から到着しそのままお料理教室に参加…
そこまでは元気溌剌でしたが、帰宅してすぐ、季節外れのノロウィルスにかかり寝込んでおりました。
このご時世ですから微熱あれば、家族とも隔離。
検査もしまして陰性ではありますが、しばらくは、どなたともお会いしないようにしています…
久しぶりに食欲なく、、
暴飲暴食続きでしたが、胃腸もスッキリ落ち着きました。
あとは、荒れ果てた家を片付けて、もう一軒の引っ越しの荷造りをはじめなければ。。
娘が東京に就職することになり、改めて自分が大学で上京した時のこと。
また、卒業した時のこと。
靖国通りの桜吹雪を車窓から眺めながら、ぼんやりと思い出していました…
地方から上京する者にとって、後ろ盾なき東京での暮らしは至極心もとないもの。。
茫洋たる海へ漕ぎ出すような心境なのです。
娘も出身の地元の大学へ就職すれば、慣れ親しんだ仲間と、自宅から通い、
安心の日常が送れた事でしょう、、
それを、
絶対東京へ行くのだと、
必死で勉強し現役合格を手にして
新しい環境へ飛び出す、、
というのは、大変エネルギーがいる事だったと思います。
心許なき未来の向こうにこそある、
沢山の出会い、新しい世界、人脈、圧倒的文化的芸術的な享受
「新しい景色とは新しい見識である」
それを知って欲しくて、何度となく留学をさせた甲斐あったと、、私は思っています。
もちろん、それらの出会いや人脈は不確定なものです。
私が、勇気なく踏み出す事の出来なかった、
茫洋たる未来へ漕ぎ出した
我が娘をしばし見守りたい…と思っています。
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#凛として旅立つ一朶の雲をめざし
#上京する子を持つ親の心境