「念願の…」
日本紅茶協会認定ティーインストラクター認定証授与式に日帰りで、参加して参りました。
例年ですと、明治記念館にて行われますが、今年はクラス毎に、授業の行われていた部屋にて感染対策を万全に行われた上で、短時間で行われました。
認定証、バッチ、刻印入りカステラや、スポンサー様からのお土産の紅茶。
4月から始まるはずだった講座は、延期また延期となり、9月から始まり半年間…
(5月に一度断念して授業料を払い戻していたただいたりもしましたが、9月から再開されるのを知りいてもたってもいられず、再び申し込み…)
途中、オンライン授業、緊急事態宣言を経て、授業中はアクリル版に囲まれ、私語も禁止。
製茶実習も中止。
イレギュラーな中で、固い頭を掘り起こし、筆記試験、テイスティング試験、実技試験を受けようやく今日の日を迎えました😹
認定式の後は短い時間でしたが、やっと懇親の時間が持て、皆さまと連絡先を交換したり…
そのあとは「東のタカノ、西のムジカ」と言われる位、紅茶好きの方の間では有名な神保町のティールーム
「TAKANO」に連れて行っていただき、しばしのティータイム。
福岡で日常を過ごしていては決して出会うことのない皆様とのご縁をようやく繋ぎました。
「コロナ禍で何もいい事がなかったけど、これは本当に唯一よかったこと。」と韓国人でありながら試験をクリアーしたSさんが言ってたけど、
私も同じ気持ち。
この状況の中、通い続けて諦めずに勉強した仲間は、ぶれずに自分を持った方々ばかり…
この「茶縁」こそが私にとって1番のご褒美だったように思います。
神保町はご存知のように日本屈指の古本街ですが、タカノを始めとして、こだわりのティールームがいくつもあるそうです。
ここに紅茶というか「茶を愉しむ」事の本質があるような気がします。
野中嘉人先生の講義を受けたとき「どうして、オランダやスペインでは廃れた喫茶という習慣がイギリスでだけ根付いたのか。。それを考えながら勉強してほしい」と言われていましたが、
私なりの一つの答えは、「喫茶」の習慣は少なからず「文化的」でなければ根付かないように思うのです。
イギリス人は、民度高くとてもculturalな人々。現在はわからないけれど、私が8回渡英した時は、地下鉄の中でスマホを見る人はいなくて、皆無料で配られる新聞やペーパーブックに目を通していました。
また、神保町の古本と紅茶という組み合わせも文化と紅茶のマリアージュを感じます。
#まだまだ勉強することたくさん
#茶経を読まなければ
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