土曜日に岩田屋様での今年最後の講座を終えて、、
睡眠不足のまま日曜日、新幹線に飛び乗り、、
今年も京都俵屋さんでの餅花作りに参加できました。
お部屋は、桂の間。
この部屋は専用階段になっていて、
とても静かなお部屋です。
(と言っても、女性3人で宿泊しましたので、終始お喋りをしていましたが…)
お部屋に入った途端、、
ガラス一面に広がる奥行きある、紅葉と緑のコントラストに
歓声が上がります。
これは俵屋の不思議の一つ…
紅葉が京都で最後まで残り中々散らないのだとか。
ここは7月に宿泊した翠の間の上階で、2月に予約した暁翠庵の部屋の向かいにあたるので俵屋の中では1番美しい庭なのでしょう…
設え
夕食をいただき、冷めないお風呂に入って、夜中の3時までお喋りして13日の朝食の後は、
餅花作り…
今回はコロナも落ち着いていますので、一階坪庭脇での作成に参加しました。
スタッフの皆様が、坪庭の餅花を作成されています…
そしてこれまた、師走の恒例行事となった
南座の吉例顔見世興行へ
東西合同大歌舞伎
昨年はコロナ禍真っ只中でしたので、客席も半分にそしてほぼ上方役者さんだけで、
ひっそりと行われましたが
今年はかなり華やぎが戻ってきた感じ…
動員観客も増え、それでも通常の6割に減らされていますので、チケットも入手困難でしたが、、
有り難いご縁で坂田藤十郎さんの3回忌追善公演の一幕では左桟敷の最前列にて
舞妓さんを連れて観劇にお越しの方、
凄く趣味的な耽溺的な着物をお召しになってお越しの方や、、
京都ならでは耽美なお客様にも見惚れてしまいます…
演目も他の劇場では演じられない解釈の難しいもの、珍しいものも多くこの顔見世だけを切り取っても京都の文化度の高さを
京都がただのヘリテージではない事、増して只の観光名所ではない事を思い知らされます。
この文化的雰囲気の中で観劇したくて、
そして大好きな友人達と師走の京都の街の雰囲気を味わいたくて
師走の忙しなさをくぐり抜けて遥々と、
毎年訪れてしまうのです。
南座の帰りに必ず寄る鍵善さん
年始のご挨拶用のお菓子を予約します。
さて、
今回は13日に、ニ幕、三幕を見て、14日に一幕を見ましたので
切れが「曽根崎心中」でした…
曽根崎心中は江戸時代の恋の手本となったのでした…
とのナレーションで終わる顔見世興行はやっぱり空恐ろしい…
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