九州陶磁文化館の後は、

有田歴史塾へ。

今回のテーマは、「有田窯業史」

の最初の部分、

「磁器創始の話しを検証してみよう！」

講師は村上伸之先生です。

最初に磁器が作られたのは、泉山の陶石ではなく、

内山地区でもなく、南原地区の小溝上窯であったこと。。

(陶石は竜門でとれたんですって😰)

内山地区は鍋島藩が管理しやすいように、

地形的に選んで作った磁器の街であること。

(その最初の窯を天狗谷窯というのだそう)

李参平は小溝上窯から天狗谷窯へ移って作陶したと考えられるということ。

これらは参加者の皆さまも知らなかったことだそうです。。

(参加者のほとんどは有田で窯業にかかわる方々)

小溝上窯からの出土品

天狗谷窯からの出土品

内山地区の地形は山に囲まれ、

道路に関所を設ければ、逃げることも叶わなかった。

地形的なこと、

陶石があり、釉薬の材料もあったこと。

藩窯として、秘密を守り窯業を執り行わせるものが

全てあったのだ。

地図を見ながら、歴史年表を見ながら

知識を整理する。

村上先生、お世話くださる深海さん、

いつもありがとうございます！