▪️読書▪️
柿右衛門14代に関する書籍を3冊。
①「余白の美」集英社新書
柿右衛門さんの書籍で検索すると1番上に上がってくる書籍。
とは言っても20年も前に発行された本。
釉薬に並々ならぬ拘りのあった12代と14代。
ろくろに拘り続けた13代。
やきものの美の核心、日本人の美意識は石の美しさに行き着く。。
有田の石の石らしい冷たさこそ、絵具とぴったり溶け合う…
(by14代)
② 「fourteenth red 」かたりべ文庫
これも14代を取材して書かれた本です。
一般には発売されなかった書籍。
九州陶磁文化館の鈴田館長にお勧めいただいたものです。
「様式」とは何か。
柿右衛門はなぜ様式となりえたのか。
濁手に銘がないのはなぜか。
抱えていた多くのクエスチョンの答えがここに。
③ 「遺言 いとしき有田へ」白水社
読み終えた後涙が止まらなかった😂
これは有田のみならず日本人への遺言。
日本が経済的に緩やかに後退しているのはit化に乗り遅れたからだと言われています。
IT促進の為の給付金が支給される中、手作業で行われている事が全てIT化されようとしています。
私達のまわりは綺麗な世界になるかもしれないが、
美しいと感じるものは無くなってしまうのでは…
綺麗と美しさは違うもの。
美しさは自然の中にあり心で感じるもの。
物作りをしている方のみならず、先端AI事業に携わる方にこそおすすめしたき一冊。
#柿右衛門14代
#余白の美
#fourteenth red
#道楽的な書籍ならではの抜群の面白さ
#ビジネスなのか道楽なのか
#柿右衛門15代
#濁手
#やきものの美の核心
#日本人の美意識
#綺麗と美しいは違う