●読書●
8日間のお盆休みが終わります。
家族はみーーんな旅行に行きましたが、私は猫と留守番でひたすら本を読みパソコンに向かっていました😰
アリタポーセリンラボの松本家の歴史に関する書籍3冊
●「松本庄之助伝」松本源次
弥左衛門窯3代目弥左衛門の人生が面白すぎた😌
有田に庶民向けの銀行を作り、鉄道を有田に通す為に、奔走する姿は、九州版渋沢栄一のよう。。
九州鉄道という大企業を相手に、有田の人々の思いを一つに束ねて
熱く、熱く闘う姿に、明治時代のパトスを感じにはいられない。
庄之助の尽力によって、上有田駅ができそこから、有田焼が有田から積み出されて、
輸出されることによりそれまで、有田焼でありながら伊万里港から輸出されていたばかりに「imari」と呼ばれていた有田焼が、有田焼として世界中に認知されるのだ。
リアリティーのある人生ってこういう人生をいうのではないのだろうか?
●有田陶業側面史(明治編)
一方で、同じ明治時代でも大きな花瓶が輸出されヨーロッパでもてはやされたのはわずか12年くらいのこと。
1880年代に訪れた輸出低迷期を経て、美術品ではなく極上の日用品、ディナーセット、コーヒーセット、ティーセットなどが作られて輸出されていく。
伊万里銀行を辞めて、南アフリカのダーバンで洗濯屋をしていた4代目の話を松本社長から、お聞きした時、、
破天荒すぎて、半信半疑だったが、
時代的なエネルギーの成せるわざだったのだと納得した一冊。
明治時代っていいなぁ。
この時代に生まれたかった👍
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