ねねが晩年秀吉を弔った高台寺へ。
色づき始めた紅葉の下を通り考えたこと。
秀吉は、京都では人気があるのだという。
古美術市場でも秀吉に関するものの方が家康に因むものより圧倒的に
高額で取引きされるとか。
(ご一緒した博学なE様に教えていただきました。いつも色々とご教授いただきありがとうございます。
博学でお美しくてとーーっても素敵で憧れの方です!)
私は、九州に住んでいますし、
学生時代も東京で学んだので
京都での秀吉人気は、初めての視点でした。
自分は
「Pax edgwa-na」江戸時代万歳!な視点を持っるてるのだなぁと感じた次第。
前日入りした京都のホテルで偶々つけたTVで司馬遼太郎の「坂の上の雲」の再放送をやっていました。
1900年パリ万博の頃。
日本が坂道を登っていたころ、一旦は下がった秀吉の価値が上がる
時代です。
なぜなら、朝鮮出兵を企てた秀吉を肯定することは、これから帝国主義に染まっていく
日本にとっては、必要な歴史解釈であったから。
しかし
京都の人の秀吉好きはもっと心情的なものらしい。
都を東京に移した家康が嫌いという事と、大阪夏の陣、冬の陣で
悲劇的に散った豊臣家への同情と。
秀吉の朝鮮出兵を歴史的文脈の中で、もう一度考える。
#ところかわれば、視点変わる。
#稀有などと軽々しく言うな私
#いじられる前に
#一旦
#自分を落としておこう