西日本シティTT証券のSaino Micra サロンで行われている
「今右衛門展」と今右衛門先生と鈴田館長のトークショーへ
九陶の鈴田由紀夫館長のお招きで参加してまいりました。
今右衛門先生と鈴田由紀夫館長の
トークショー
満席にて、始まったトークショー
鈴田由紀夫館長と今右衛門先生のお話しなので、盛り上がらないはずはないのですが、
最初からこんなに場があたたまっているトークショーも珍しく、
参加者の皆様の強い熱気も感じました。
貴重なお話しを書き留めておきたく。。
吹墨というと初期伊万里の呉須の吹墨をイメージするので、
今右衛門窯ではグレーの吹墨を薄墨と銘打っていらっしゃること。
同じ絵具でも、筆で塗った部分は、藍色にみえるが、薄墨の部分は
灰色で、色に違いがあること。
白い磁肌にもっと白い絵具を重ねた、白い墨弾きが
生まれたときのお話し。
グレーと藍色の焼き物に白い線を入れる場合、
藍色の方が耐火度が低いので、(両方を一緒に窯に入れるため)
耐火度の低い藍色の方に書いた線が滲んでしまうこと、
グレーの方がはっきりとした白い線が仕上がるので、
それが作り手としてはよしとしていたが、
美大生の方が、滲んだ線がよい、、
と言われたこと。。
中でも一番心打たれたのは
有田焼400年の歴史の中で、
後世に残されている器と、残されていない器がある。
器というのは、大切に使われて後世に伝えられたから現代に残されているのだ
というお話しでした。
有田の器ではないのですが、
波佐見焼の器に食らわんか茶碗という器があります。
それらは、安価で使ったら捨ててしまったため、残されていないということです。
つまり高価な器は大切に後世に伝えられても、安価な器は捨てられる運命にあると。
手持ちの器を食卓にもっともっと使い、そして
子供たちや家族が決して捨てないように?
きちんと整理してリストを作り、
共箱に、メモを貼っておこう!!
と思いました。
(父がそのように共箱にメモを貼ったものは、
私も大切にしました)
鈴田館長と今右衛門先生のお話しを聞くと、
いつも今何をするべきか指標をいただく思いです。
書籍を出版した年に、偉大なお2人のお話しをお聞きして締めくくる事が出来て本当に幸せでした。
お招きくださりありがとうございました。