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Arts de la table
カテゴリ:歌舞伎( 29 )
平成中村座小倉公演 二連日‼️
平成中村座小倉公演
昼の部と夜の部と2連日で見て参りました‼️
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開演前から二十軒長屋も大変な賑わいです。
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昼の部も夜の部も大大大感激!!

2日間行って感じたことは、、

平成中村座の魅力
まず、1つ目

江戸時代の芝居小屋に近づけて作られた、中村座は兎に角、舞台や花道と客席が近いのです‼️

昨年4月には香川県の金比羅座にも行きましたが、
それに大変似ています。
私達は舞台を見る観客ではなく、
演劇の中の参加者になっていく…

その真骨頂が夜の部
「通し狂言 小笠原騒動」でした。

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私は松席という土間席の通路側に座っていたのですが、

私の後ろ9列6番は夜はわざと空けてあり、そこから勘九郎さん演じる岡田良介とお舟がせま〜い客席の間に入って来てお客様をいじりながら歩いていかれたり、中村山左衛門演じる大石百介が客に扮して、座ってみたり、もう私の周りはやんややんやの大喝采‼️

最後は、勘九郎様演じる犬神兵部を載せたハシゴが頭の真上を通って行きました‼️

ラストシーンは、、

これも平成中村座お決まりの、、

舞台の奥の壁が取り払られ、ライトアップの小倉城と小倉祇園太鼓と降りしきる桜と舞台が一緒になり
この世のものとは思えない美しい舞台。


小笠原騒動は小倉を舞台とした原作ですので、
祇園太鼓に小倉城、、と
2つ目に
ご当地感満載なのも中村座の特徴なのでしょうね。

中村勘九郎さんが筋書きにも書いてあったのですが、

この「小笠原騒動」で興味深いのは勘九郎さんが、

組織を動かす決定権をもつ「当事者」である犬神兵部と

その影響を受け運命を翻弄される「一般人」の岡田良介

を同じ作品で、同時に演じているところです。

勿論私たちは後者「一般人」です!

だからこそ、その勘九郎演じる岡田良介に

深く共感し、笑って涙する。。


ああこれって江戸時代の人も令和を生きる私達も変わらないのだなぁ、、

と感じました。

そしてこれこそが平成中村座の凄いところだと思います。

江戸文化がそれまでの時代の文化と決定的に違う点は、

戦国時代までは文化の担い手は貴族であり武士でありましたが、

長く平和な時代が続いた江戸後期の文化の担い手は

まさに「一般人」である庶民!

歌舞伎も決して高尚で難しい古典などではなく

庶民が笑って涙した身近な演劇であったことでしょう。

その古典歌舞伎を限りなく観客近くに文字通り「降りてくる」事によって、

江戸から令和という通時的な時間も超え、「当事者」と「一般人」という共時的な壁も超えて、

演者と観客が一体となって泣いて笑う…

勘三郎さん、、
何て凄いものを残されたのでしょう!

そして、勘九郎さんと七之助さんが、それを熱く篤く受け継がれている…

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勘三郎さんの目!

お茶子さんの肩に見つけましたよ!!

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「よ、中村屋‼️」


by artstable67 | 2019-11-21 23:09 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
スーパー歌舞伎Ⅱ 「新版 オグリ」
みて参りました‼️

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開演前の舞台
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舞台三面の鏡に写り込む客席

場内全体のプロジェクションマッピング、、

ブロードウェイのショーのような光の演出、

降りしきる赤い薔薇の花びら…

真水が飛んで来るまさかの演出…

空飛ぶメリーゴーランド

ざわざわしたり、

泣いたり、

笑ったり、

今日は桟敷席でしたがこれは真水をかぶる?

正面席が絶対楽しそう‼️
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リストバンドも購入‼️
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ご一緒してくださったMさまとキャーキャー

笑ったり、涙をぬぐったり、、

盛り上がりました。

とにかく、客席へのサービス精神が半端なき公演…

もっとも感動的なシーンで涙が出てるのに笑ってしまう…

(スーパー歌舞伎マジックにかかってしまいました😍)

演出は多少変わるみたいですが、

2月の博多座にも「オグリ」やって来ます。

皆さまご一緒しましょう‼️

私はリストバンドもう一個買って両手付けします!!

この日は、歌舞伎のハシゴデーだったので、新橋演舞場から

歌舞伎座へ移動していると、

ブーツのヒールに「オグリ」の赤い薔薇の花びらがくっついているのを

Mさまがパチリ💖

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赤い薔薇の花びらの意味は…

「ただ真っ直ぐに生きた証…🌹✨✨」

by artstable67 | 2019-11-15 21:46 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
国立劇場バックステージツアー
10月の歌舞伎鑑賞は

大学卒業以来の訪問となる国立劇場へ。

中村芝翫主演の

「通し狂言天竺徳兵衛韓噺」
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こちらはあの四世鶴屋南北の作‼️😖

なので、、四谷にお参りを済ませてからでないと書くことは出来ません😭

(何故だかは調べてくださいね)

でも本当に素晴らしかったです!!

26日まで、ですので皆様お急ぎください‼️

というわけで、
今日は歌舞伎の後参加した、国立劇場のバックステージツアーについてレポ致します。

まずは、憧れの回転舞台。

動画のリンクがはれませんが、、実際舞台の上に乗っているとかなり早いスピードなのです!!
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回っているのはピンクで矢印している内側。

それから

舞台のセリ

床に四、五と数字が書いてあります。

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このようにセリが17個あり、上がったり下がったりして

舞台演出がなされるそうです。

屋根の上を見てください!

先程出演した
ガマ蛙ちゃんが🐸‼️

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それから上手、下手、

常磐津の方達が隠れていらっしゃるところ、、

こちらは上手

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そして中は
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舞台演出の方がお座りになる場所。
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かなり急な階段を降りて、花道の下へ

すっぽんや奈落の操作盤もあります!!

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こちらの塩は、
花道から登場なさる役者さんが、縁起担ぎの為に使われるもの。
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花道の役者さんが出られるの暖簾のことを、揚幕、

この場所を烏屋というそうです。

この揚幕も劇場によって異なり、国立劇場では

水煙
(烏屋から見た揚幕です。)

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薬師寺の五重塔の天辺に鎮座なさる天女です。

これが歌舞伎座ですと鳳凰。

劇場によって違うそうです。

そして、役者さまさながらに揚幕を開けていただき花道へ‼️‼️

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花道にて歌舞伎好きの友人達と貴重な記念写真を。

定式幕や照明の事など、

歌舞伎に通っていても知らないこばかりで、大感激、

大満足のツアーでした。

国立劇場では歌舞伎に若い方やお子様方にも足を運んで

貰いたく色々なイベントやコラボをなさっています。

今回は

蝦蟇に因んで、「ケロロ軍曹」
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ケロロ軍曹クリームソーダ
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見栄を切っているのでなく、

ケロロ軍曹ポーズです
(一応)



上演終わって、写真を撮ったりお土産にガマせんべいを買ったり、、
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番頭の大澤さま、モタモタしていて遅れた私達をバックステージへご案内くださりありがとうございました!

この付箋に感激しました😍
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皆さまもぜひ国立劇場へ💖

by artstable67 | 2019-10-22 17:25 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
六月博多座大歌舞伎
昼夜通しで生徒様とそのお友達の皆様と見て参りました。
昼の部の皆様とのお写真。
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豪華絢爛たる「金閣寺」で始まる昼の部は、

金閣寺をバックに縄をかけられた雪姫の上に

降りしきる桜吹雪は歌舞伎の舞台でも指折りの美しさ…

古典歌舞伎らしく格調高く艶やかな舞台です。


そして大好きな
河竹黙阿弥のセリフの
「野晒悟助」

2人の女性に一度に好かれてしまうという菊五郎さま演じる色男ぶりと

四天王寺の山門の華やかな立ち回りで返しとなります。

ここで昼の部の皆様とはお別れして、夜の部の皆様と合流します。
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夜の部は

「八重桐廓噺 」

歌舞伎は江戸時代の価値観で描かれているものが多いので、

首実検や、敵討ち、、

など現代の価値観では理解しがたい作品も多いのですが、

「八重桐廓噺」は

前半太田十郎に、小気味好くたばこを進め笑いを

取っていた芝翫さん演じる煙草屋の坂田蔵人(息子が金太郎のモデルの坂田金時なんです)が

後半、自害する展開に私達の現代の感覚からすると

ギョッとしてしまいますが、

江戸時代の価値観は、

個人ファーストではなく、

お家ファースト‼️

そして、

SAVE FACE(対面を保つ)‼️


坂田蔵人にとって、お家のために仇討ちできず、

しかも女性である妹の白菊に

先を越された(顔が立たない)

というのは、切腹しなければ顔が立たないほどの

辱めなのです。

SAVE FACE(対面を保つ)

というのは非常に日本的な感覚ですが、


お家ファーストの考え方は、封建制度の崩壊とともに消えて行きましたが、

個人ファーストの時代の現代でも、


SAVE FACEという考え方は、日本の社会に深く根ざしていると思います。


「それじゃ、顔が立たないよね…」
などとはよく使いますよね。


次の「土蜘蛛」には坂田金時が出て来ますから

親子で登場していることになります。

返しは

「権三と助十」

これは本当に楽しく小気味好く江戸の庶民が生き生きと

描かれている岡本綺堂の作品です。

とにかく早口の台詞回しが楽しくて

ハッピーエンドで清々しい返しでした✨

そして坂田蔵人に続き

芝翫さん演じる権三の江戸っ子らしいいなせな台詞回しが、もう小気味好いくて素晴らしくて、💖

すっかり引き込まれ、

一緒にハラハラしたり笑ったり、

気持ちはすっかり江戸っ子に✨

昼の部の幕間と夜の部の終演後に

成駒屋さんの楽屋へも皆さまと伺い芝翫さん、橋之助さん、福之助さんへもお会いできました💖


(お写真はアップできませんが)
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お土産を頂きありがとうございました😊

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博多座のお土産は

G20のお土産に選ばれたこちらを買いました。
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緑茶にも中国茶のお茶受けにもぴったりです。

by artstable67 | 2019-06-04 07:51 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
三月大歌舞伎(歌舞伎座)
三月大歌舞伎、歌舞伎座にて昼夜通しで見て参りました。
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三月に入り確定申告、イベントの準備、打ち合わせと

目が回るように忙しかったのですが、

「忙中閑あり‼️」で飛んで行きました✈️

昼夜通しで拝見する場合、

10時間近い歌舞伎鑑賞になります。

福岡から早朝4時起きで、上京すると

夜の部で集中力が途切れてしまって居眠り💤

たーいへん後悔してましまった、、

というこれまでの経験から前日に前乗り。

万全の体調で歌舞伎座へ‼️

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歌舞伎座に入るだけで、心が踊ってしまいます…

昼の部は

東の桟敷席にて。
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昼の部の演目は

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「女鳴上」から。

こちらなんと、
「鳴上」女性バージョン‼️


「鳴上」という元々の作品があり、男性の僧侶がハニートラップにかかり、

法を破られてしまうものの。

女性バージョン。

つまり女性の尼が、男性のハニートラップにかかって法を破られてしまう!

というもの。

興味湧いて来ませんか?


江戸文化の爛熟期に盛んに行われた

「本歌取り」

というスタイルで、

本質を切り取り、

しかし

性別を入れ替えてみたらどうなるのか…

という、正に爛熟した江戸庶民文化の洒落の世界なのです。

そして、

僧鳴上 → 鳴上尼

雲野絶え間姫 → 雲野絶え間助

バージョンがまた物語として最高に面白いものに


仕上がっているのです!!

そして

雲野絶え間助は、絶世の美女ならぬ、

超イケメンの役どころ…

鳴上尼を主君の命令で落とし入れますが、心の中では

申し訳なく思っている…

男としての魅力、色気、内に秘めた悲しみ…

兎に角、魅力たっぷりの役どころ…

そして尼でありながら、

ハニートラップに堕ちていく鳴上尼は、

厳しい修行に耐えている様から1人の女へ変貌する

姿が何ともerotic✨

わかりやすく古典に親しめる

女鳴上


皆さまも機会あればぜひご覧ください。


ちなみに外国人が見たい歌舞伎ナンバーワンの

「暫く」の

女性バージョン

「女暫く」を演じる七之助様を見て、


花道横の席でドSな眼差しで、睨まれてから


七之助様の大 大 大 ファンになりました💖💖

(余談でした、、😭)


つぎは

「傀儡師」

かいらいし

とも

くぐつし

とも読みます。

傀儡師とは人形遣いの事ですが、


人形遣いに人形の魂が乗り移って人形になりきって

踊る…


という趣向です。

昨年から高麗屋さんの襲名披露ですので

幸四郎さんの舞踏を拝見する事が多いのですが、

「幸四郎さんの舞は天下一品‼️」

美しさ、洗練、品格、、が揃い

申し分なくいつも溜息が出てしまいます。
また

「傀儡師」は清元が聞き逃せないのです。

八百屋お七のところでは「小指をきゅうり」

をはじめとする野菜尽くし🥒

源平合戦の下りでは、「船弁慶」の謡曲、

とても引き込まれます!


実に20人を踊り分けられ、息つく暇もありません。


昼の部の切れは

「傾城反魂香」

近松門左衞門の人形浄瑠璃が元になり、初演は大阪竹本座です。


江戸時代の旬の話題であった、絵師の狩野派と土佐派を

題材にとった作品ですが、

市川家バージョンで脚本、演出されています。

この作品の見どころは、

襖絵に血で描いた虎に魂が宿って、虎が登場したり

石灯籠に墨で描いた自画像が石灯籠を貫通したり

という天才絵師の奇跡もさるながら、、

白鸚さん演じる土佐又平と

猿之助さん演じる又平女房の

しっとりとした情愛に満ちたやり取りに尽きる…

と思います。

後半、浄瑠璃も竹本も静まり、

セリフだけで、死を覚悟した2人のやり取りは

地味な場面であるだけに、役者さんの力が滲み出る

下り…

そして道行にも似た、

2人の静かなやり取りはいかにも繊細で切なく悲しく、

「心中天網島」など、刹那の恋の儚く美しい道行を

描いた

近松門左衞門らしさを尊重した脚本で、素晴らしかった

です。

「傾城反魂香 土佐将監閑居の場」は、

派手な立ち回りがあるわけでもなく、セリフだけで


見せる歌舞伎ですので、

コアな歌舞伎ファンがいる歌舞伎座だけでしか

見れないものだと思います。

飛んで来た甲斐あり😭😭

さて、夜の部は

歌舞伎好きの

芦屋マダムA様とそのお嬢様と合流しまして三人で観劇

致しました。

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幕間のお食事は「吉兆」にて。

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季節感溢れるお料理、とても美味しかったです‼️

でもお喋りに夢中になってしまい、

デザートまで行き着かず、後悔😭💦

演目は

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「盛綱陣屋」から始まります。

作品の設定は鎌倉時代ですが、

モデルは大阪夏の陣、

佐々木盛綱、高綱はいずれも

真田信幸、幸村の兄弟を

北条時政は徳川家康をモデルにしています。


「信綱陣屋」

見どころは何といっても


中村勘太郎君演じる幼き小四郎が父盛綱の命を助けるために

切腹するくだりです。

幼き子が一目父に会いたかったと言いながら


切腹するくだりは号泣必至😭😭

何回もブログでも書いておりますが、

封建社会は

おうちファーストの時代


それゆえ、子供でさえ幼き頃より切腹する 練習をし

何かあったら、お家のために命を捨てるようにと

言われて育ちます。

勘太郎君の演じる小四郎の御曹司らしい品の良さは

悲劇を際立たせます。

あちこちから鼻をすする音が聞こえて来ます…😭

それから.「首実検」

私、今年になって何回首実検をみた事でしょう…

首を最初から自分の方へは向けず、

ひとまず、

懐紙で血しぶきを拭き取る、

扇子越しに実検する

などなど…

首実検の作法に詳しくなってきました。

(何の役にもたちませんが…😅)

「雷船頭」の舞踏をへて


夜の部切れは


待ってました〜〜‼️

去年の暮れの南座に引き続き

「弁天娘女男白波」‼️


とにかく、河竹黙阿弥のセリフが最高!


5人の大泥棒の、セリフ、唄の調子、そして、着物や着こなしまで、

個性が溢れています。

鎌倉が舞台なので、

江ノ島や七里ガ浜に因んだ洒落たセリフ回しは

一緒に唱えたいくらい‼️

満開の桜、春雨の中、鮮やかな衣装と傘を持ちならぶ五人男。

華やかな切れでした…🌸🌸🌸🌸🌸

芦屋マダムA様は夜の部だけの観劇でしたので、

「あっという間すぎて、、やはり昼夜通しで見ると満足度が違いますね。」

と言われていました✨

歌舞伎好きの友人、貴重な存在です。

A様は京都出身なので、古典的文化的素養がおありなのです。

歌舞伎デビューと言われてA様のお嬢様もとても喜ばれていました。

歌舞伎座の観客はやはり年齢層が高いので、

若い方が歌舞伎に親しんでくださるのは本当に大切なの事だと思います。

いつもよいチケットを手配してくださり、

今回は白波五人男の

「餓鬼の頃から手グセが悪く」の、セリフで有名な

利平をかっこよく演じられた中村亀鶴さま。

ありがとうございました。

利平の役がハマり過ぎて、

もう利平にしか見えません、、😊

次の日の早朝6:15のディズニージェットで夢見心地で帰って参りました…

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空港にも桜が飾られ

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前乗りの夜寄った母校の南門の桜も

30年前と変わらず、いち早く満開になっていました。

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皆さまにも、桜咲くの便りが届きますよう祈ってやみません。。

by artstable67 | 2019-03-17 17:43 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
二月大歌舞伎(歌舞伎座)
今年の歌舞伎初めは歌舞伎座から。。
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実は昨年3月よりほぼ1年ぶりの歌舞伎座でした。

直前のチケット手配でしたので、花道近くや西の桟敷席はとれませんでしたが、

東の桟敷席。

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歌舞伎座の桟敷席は広々としていて足も伸ばせ

お弁当もお席まで持ってきていただけて、

ゆったりと観劇する事ができて本当にお薦めです。
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さて、演目ですが


私が観劇しましたのは夜の部でしたが、

一幕目は
「熊谷陣屋」
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こちらも繰り返し演じられる演目ですが、

数ある平敦盛ものの中の1つ

と考えていただけたらいいかと思います。

平敦盛は平家きっての美少年。

しかも、横笛の名手で風雅な人であるのに16歳で一ノ谷の戦いで

熊谷直実の手にかかって討死します。

悲劇の美少年

の敦盛は物語のモチーフとして大人気で

あの織田信長が本能寺の変の折に

「人間50年...」と最期に舞ったのも敦盛


という謡曲でした。

史実では、一ノ谷の戦いで熊谷直実によって討たれるのですが、

この物語はフィクション。

義経の命により敦盛の代わりに我が子を打ち、その首を

義経があらためるという「首実検」、


我が子を手にかけた熊谷直実の苦悩と悲しみが見どころ

です。

「16年はあっという間…」と我が子と過ごした日々を思い涙しながらの

直実の引き込みは涙無くしては見る事ができません。

とはいえ…

新春早々首実検は、血生臭い…😭

と思ってしまったのも事実ですが…😭😭😭

しかしこれらが演じられている江戸時代は


封建社会であり、個ではなく家の存続こそが大義であり

仕える家が存続しなければ、

家来たちも存続できないので、

いわば、

お家ファーストの時代なのです!!

また、「寺子屋」の時も書きましたが、当時は子供が

元気に成長する事が難しい時代でしたので、

子を失った親が、嘆く親としての熊谷直実を見る事によって

カタルシスしていたのでした。


史実でも敦盛を手にかけた後、

熊谷直実は我が子のような若者を手にかけた事から

世を儚み、

仏教に深く傾倒し出家したそうです。

敦盛が生きているバージョンのこの物語は、

敦盛に生き延びていてほしいという後世の人々の

思い、敦盛人気から来たものです。

(いわゆる判官びいきの義経などは荒唐無稽なバージョンが沢山存在しますね。)

つぎの
「當る年祝春駒」

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さてこちらの

曽我兄弟の話も、江戸時代の価値観を理解しなければ

理解が難しいかもしれません。

江戸時代もそして歌舞伎の世界は今でも


新春といえば曽我もの‼️

それは

年末といえば忠臣蔵!


と同じだっだと考えてください。

どちらも「敵討ち」の物語ですが、敵を打った曽我兄弟も討死したり、

打ち首になったりするのですが、

立派に親の仇を討って、封建社会の秩序を守った

曽我兄弟は、2人を祀る神社もあり、

ヒーローを超えて、

神のような存在で

あり、特に弟の方は血気盛んな若者であった事から

江戸歌舞伎に大変好まれる題材になったようです。

新春らしく華やかな舞のあとは、

「名月八幡祭り」
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こちらは、玉三郎さまの

深川芸者ぶりがいつもの姫君や艶やかな舞では見られない、
江戸の下町芸者のデカダンス。

そして。

玉三郎さま演じる美代吉を巡る三者三様の男たちが

とても興味深いのです‼️


遊び慣れた粋な武士の藤岡
(手切れ金の払い方までスマート、花街の遊び方のお手本のような彼!)

どうしようもないクズなのだが魅力的なヒモの船頭三次

そして、

新潟から商いに来ている純朴でウブすぎで遊び方も知らず美代吉に翻弄される縮屋新助


ちょっとカルメンにも似たこの物語の悲劇的ラストは

ぜひ足を運んでご覧ください💖

(私は河竹黙阿弥の七五調バージョンが見たかった😭)



江戸時代のアイデンティティーとデカダンスそして美意識を歌舞伎を通して堪能した夜でした。


(追記)
今日は、目出度い焼きでなく

歌舞伎モナカアイスを頂きました😊

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  セミナー等お仕事の依頼は
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  公式ホームページ:http://artstable.jp/
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by artstable67 | 2019-02-11 23:13 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
宝塚デビューだ✨
スタッフを連れて少し遅い新年会を兼ねて、

博多 宝塚宙組公演 「黒い瞳」へ

初宝塚✨✨
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博多座に入ると場内に流れるのは、

宝塚に縁がない人でも耳にしたことがある

「菫の花〜咲く頃〜〜」💖💖

きゃー、宝塚だわー


さて一幕目の「黒い瞳」



原作はロシアの文豪プーシキンの「大尉の娘」ですが、

全てがキラキラ✨

眩しすぎる✨

ストーリー展開にリズム感ありわかりやすい✨

感情移入しやすい✨

幕間は

幕の内弁当をいただき
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公式グッズのお店を見て
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後半は夢にまで見た階段舞台🌹🌹🌹


男役の足が長すぎる✨

かっこよすぎる✨

舞台から降りて来てくれて、ハイタッチしてもらい😍😍😍

テンション最高潮‼️

私、手を洗いません!

festaは
何でもありの

ソーラン節⁉️
何でもありでも

要素が多過ぎても

そんなこと関係ないの!

ここは夢の国、

宝塚は大人のディズニーランド✨✨

ソーラン節と菫の花〜を口ずさみながら

ご機嫌で帰路についたのでした😍
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by artstable67 | 2019-02-07 22:53 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
吉例顔見世興行 東西合同歌舞伎(京都南座)
京都南座へ吉例顔見世興行へ行って参りました。

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南座は3年間の耐震工事を経てオープンしたばかりです。

アールデコ様式の美しい照明

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緞帳
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本日の演目
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昼夜通しで拝見したので
朝10:00から終演は10:00

滞在時間12時間…❗️

お尻は痛くなりましたが、全く飽きない12時間!

京女と東男の江戸の頽廃に溺れ、

河竹黙阿弥の七五調に酔いしれ、

上方歌舞伎の人情に胸熱くなり、

心と体に染み渡る古典の世界❗️

この時間を渇望していたのでした❗️❗️

滅多に演じられない、刀の精霊の舞「面かぶり」。



「義経千本桜」の中でも、古典的素養がなければ解釈の

難しい「木の実」「小金治討死」「すし屋」

この三段の解釈は中々難しいですね。

イアホンガイドでは

「組織の中では既に運命は決定しており、ただそれに翻
翻弄される庶民の悲しさ。」

と鮮やかに説明され、感心感激することしきりでした。

難しい解釈をどうせわからないであろうと、

補釈しなかったり、平易に言い換えたりする姿勢は、

伝える側として不誠実な気がする…と常々思っていましたが、

共すると太いところへ迎合しがちな演劇公演にあって、


こんな難解な解釈やマニアックな演目を受け入れる京都という街の文化的成熟度、


南座に対する聴衆の期待。

南座だからできる歌舞伎。

それら全てが師走の京都の顔見世興行を特別なものにしているのです。

さて、

文化度の高い京都ならではの娯楽的要素の低いマニアックとも言える

演目セレクションの後は

もうこれは歌舞伎ファンでなくても一度は聞いた事のある

弁天小僧菊之助の

「知らざぁ言って聞かしゃしょう」のセリフで有名な

「弁天娘男女白波」

このセリフの時、


「待ってました〜❗️」

と言いそうになり、、😅

自分を制するのに必死でした…💦




河竹黙阿弥の七五調は音楽のようにそのリズムに身を

委ねて、晴れやかで美しい舞台に酔いしれれば…

こちらもあまり見る機会のない「三社祭り」の舞にて

切れです。


お昼の部の幕間には

南座の中のなだ万で松花堂弁当をいただきました。

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お昼の部は桟敷席にて。

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南座限定

八つ橋サンド!

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夜の部が終わって11時位から、

ご一緒くださった友人達とお食事をしました。

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京都の夜は更けてゆき。


上方歌舞伎の奥深さとそら恐ろしさ…

顔見世興行はやはり別格です…

by artstable67 | 2018-12-15 00:26 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
六月博多座大歌舞伎(松本白鸚 松本幸四郎襲名披露)

今日は昼夜通しで、博多座で高麗屋さんの襲名披露公演を見て参りました。
(11時から21時まで…流石にお尻が痛い😭)

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演目としては、お昼の部の幸四郎さんが十役早変わりな

さる「伊達の十役」がとても楽しかったです✨

いわゆる「伊達騒動」を題材とした作品ですが、

仙台藩伊達家三代藩主 伊達綱宗は贅沢三昧の上に廓に通い詰め、その乱行故に幕府から隠居を命じられた人。

頼兼(伊達綱宗はここでは足利頼兼として描かれています)
がうつつを抜かす高尾太夫の花魁道中の華やかな事…💕✨
3歳にして伊達家の後を継ぐことになった亀千代(ここでは鶴千代)の身代わりに、我が子を差し出す乳母の政岡。

ここでも描かれる我が子「個」より「家」が大事という武家社会ならではの不条理とも言える思想。

殺された高尾太夫の幽霊。

それに仁木弾正の妖術、幸四郎さまの早変わりは息もつかせず、

歌舞伎らしい華やかさ、面白さが満載で本当に贅沢な舞台でした。

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祝い幕
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 夜の部の幕開けは、
仁左衛門の「俊寛」
よく演じられる演目ではありますが、年々に感じ方が変わってくるのはお芝居を見る楽しみでもあります。

平家打倒の陰謀企てた咎で、不毛の地「鬼界ヶ島」に流された俊寛。

恩赦を待って、辛うじて生きながらえているが…



ただ1人、地獄のような「鬼界ヶ島」に残される絶望の俊寛の姿が、


今宵は亡くなった親の姿にも重なり、やがては我が身の事なのだと、

この絶望は決して悲劇ではなく人のいく末、運命…

と感じた夜。

幕間は
襲名披露膳をいただきました。
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襲名口上と

切りは襲名披露らしく

「春興鏡獅子」

幸四郎さんの舞の可憐で美しい事✨❤️

幸四郎さんは立ち役も女形もこなされるその役幅の広さに圧倒され

特に舞の美しさに今回改めて感動しました。



博多座を後に余韻に浸りながら中洲の街を歩きます…

胸がキュッと締め付けられるような切なさと華やぎを感じながら…

ふと脳裏に浮かんできたのは

年々に(としどしに)我が悲しみは深くしていよよ華やぐ命なりけり…


これは私が若かりしころ、ずっと年上の方から教えてもらった岡本かの子の歌ですが、

その頃のその方の年齢もはるかに超え、


かの子がこの歌を詠んだ年齢も
すっかり超えてしまいました。

これは色んな解釈ができる歌だと思います。

かの子は恋多き女性でしたので、彼女にとっての「華やぎ」は恋であったのでしょう。


私にとっては。
悲しいこととままならない事の積み重ねを経て辿り着く

「華やぎ」はなんと切なく愛おしく、
「年々に」深まっていく…
ということ。

私たちは歳を取ることで多くを失っていく。

しかし歳をとらなければ見えない豊穣で悲しく深く美しい世界があることを知っていく。


この歌を教えてもらってから30年…

ようやくその意味を理解した夜

そう。歳をとるって悪くない。

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by artstable67 | 2018-06-07 23:15 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
四国こんぴら歌舞伎(後編)
昨夜熟睡したので、気持ちよく目覚めました。

(あ、前編をご覧になりたい方はこちらのリンクから・・)




朝一番で温泉へ、入って朝食をいただきます。

こちらの宿泊客はほぼ全員 こんぴら歌舞伎の為に泊まられているそう。。

外国人観光客の姿もちらほら。

お宿から金丸座まで歩いて10分位です。

10時半開場ですので、10時10分頃ゆっくりと出発です。

金比羅さんへの参道を登ります。

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雨が降りだしそうなお天気…
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白い藤が咲いています。
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着きました!!
思っていたよりこじんまりとした印象です。
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金丸座の前には、お弁当やお土産を売っているお店が沢山並んでいます。
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コンピー君のついた海老せんべいや醤油豆を買いました。
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お弁当は三越特製のものを購入。
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午前と午後と通しで観劇します。

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記念にパチリ💗
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入場は背をかがめて右下の狭い入り口から・・

江戸時代もこのようにして入場していたそうです。

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午前の部は枡席。

一枡に5人座るのですが、我が家は5人用を一枡買い上げ4人で座りましたがそれでも足も延ばせず、狭い事・・

おそらく5人用の枡を3人で座ったら丁度良いと思います。

江戸時代の人はきっと体が小さかったのですね・・

膝掛けを配ってくれますが、外が寒かったので冷えてきてみなさん寒そうでした。

ここに5人で長時間は大変です。


話は脱線しますが・・

イギリスのシェイクスピアの故郷、ストラットフォード・アポン・エボンを訪れたときに

観劇したときのこと。

昔は狭い客席で暖房もクーラーもなくすし詰めで立ちっぱなしで観劇していたという話を聞きました。

それでもテレビも他に娯楽のない時代の庶民には大変な楽しみだったそうです。

そう・・!

江戸時代の庶民になったつもりでここは楽しまねば・・😊

下の写真。

着物を着ている女性は「お茶子さん」

お茶こさんが座席に案内したり、ゴミを回収したりお世話をしてくれます。

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天井の木製の梁が美しいですね。

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イヤホンガイドはもちろんなくて筋書のみです。

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前から三枡目なのでとても良いお席でした。
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いよいよ幕が開きます・・

幕開けは「江島生島」

きゃ=====

舞台が近い・・

松也さん演じる江島が色っぽい・・・・・💗

鳥肌が立ちます・・

舞台が近い・・というより


歌舞伎座や博多座は舞台があり観客席があり、私たちはお芝居を見ているのですが・・

ここでは舞台と観客席が一体となり・・

私たちはタイムマシーンに乗って「江島生島事件」

の目撃者となる・・そんなすごい臨場感です。
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正徳四年に実際に起こった江島生島事件を元にしているものです。

七代将軍徳川家継の生母月光院に使えていた大奥の中﨟江島が、山村座の歌舞伎役者

生島新五郎と通じていた事が発覚し、江島は信州高遠へ、

生島は三宅島へ流された上、山村座は廃座へ追い込まれるという事件でした。


ここでの見所はなんといっても、前半の水も滴る色男ぶり

から後半の三宅島で物狂いとなってしまった珍しい「男性の物狂い」です。

女性が恋に破れて、物狂いになるさまは舞踏でもよく演じられますが、

男性版は初めて見ました。



前半の生島との逢瀬の松也さんの色っぽいこと美しい事・・

ぞくぞくしてしまいます・・

そして後半は三宅島の海女にからかわれ・・身をやつした姿。

「江島恋しや・・」といいながら消えてゆく松也さん演じる生島の姿に

場内が一体となって吸い込まれていきます・・

恋に生きて恋故に身を滅ぼす・・こんな美しくデカダンスな純愛を

臨場感と場内の一体感で体験した希有な時間でした。


さてさて・・幕間は枡席でお弁当を食べたり・・

お団子を食べたり・・大忙し

そして二幕目・・

「其俤対編笠  鞘當(さやあて)」

江戸時代の代表的な狂言作者での四世の鶴屋南北の作で人気の演目です。

(といってもこちらも初めて見ました)




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幕が開くと桜が満開の吉原中之町。

もう桜満開の花街の世界へぐっと引き込まれます・・

そして私たちは右側(花道と反対側)に座っていたのですが・・

枡席へ渡る通路が花道に変身!!

なんと右左両側に花道が・・

そして場内の奥から巡礼の鈴のような音が・・

これまた・・芝居ではなくどこから響いてくる本物の鈴の音のようです・



この鈴の音を響かせて花道を来るのは郭をパトロールしながら行き交う「茶屋廻り」という人たち。

私たちの座る枡の真横を福之助演じる「茶屋廻り」が私たちの肩のもう横20センチ位のところを金棒の鈴を鳴らしながら

通っていきます・

この臨場感は金丸座でなければ体験出来ないものだと思います。

次に現れる山三の雨に濡れ燕、伴左衛門は雲に稲妻という意匠を凝らした小袖と羽織りという伊達を尽くした衣装で

現れます。

(郭でもてるにはお金がかかるのですね・・・)


この演目の終わりに劇中口上。

(今日は歌之助さんはいません。高校があるそうです😊)

このあとまた30分の幕間。

お弁当を食べる人ありおやつを食べる人あり・・大賑わいです。

(でも相変わらず冷えています)

昼の部最後は

「魚屋宗五郎」これは見た事があります!!

芝翫さんらしい黙阿弥晩年の世話物、

「酔って言うんじゃありませんが・・」以下の長台詞が聞き所です。
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そうやって昼の部が終わり。。

金丸座から一旦、退出。

参道へ出て、黄金ソフトクリームを食べました。
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夜の部は枡席ずっとではつらいかと二回の「中舟席」

金丸座のお席にはこんぴらさんが航海の安全の神様であることに因んで

すべて舟の名前がついています。

前舟席・・後舟席・・というように。

これは中舟席からの眺めです。

金丸座全体が見渡せます。

座席もゆったりしていた脚も延ばせて楽でした・・

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しかし・・総括して言えば・・

臨場感を味合うには絶対「枡席」お勧めです。

(相当狭いので脚のご不自由な方にはお勧めできません。)

芝居小屋の魅力にすっかり取り付かれた私・・

飯塚の嘉穂劇場でもぜひ歌舞妓を見てみたいと思いました。

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by artstable67 | 2018-05-06 09:56 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
  

食空間プロデューサーの山野舞由未です。
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