Arts de la table
カテゴリ:歌舞伎( 24 )
二月大歌舞伎(歌舞伎座)
今年の歌舞伎初めは歌舞伎座から。。
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実は昨年3月よりほぼ1年ぶりの歌舞伎座でした。

直前のチケット手配でしたので、花道近くや西の桟敷席はとれませんでしたが、

東の桟敷席。

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歌舞伎座の桟敷席は広々としていて足も伸ばせ

お弁当もお席まで持ってきていただけて、

ゆったりと観劇する事ができて本当にお薦めです。
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さて、演目ですが


私が観劇しましたのは夜の部でしたが、

一幕目は
「熊谷陣屋」
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こちらも繰り返し演じられる演目ですが、

数ある平敦盛ものの中の1つ

と考えていただけたらいいかと思います。

平敦盛は平家きっての美少年。

しかも、横笛の名手で風雅な人であるのに16歳で一ノ谷の戦いで

熊谷直実の手にかかって討死します。

悲劇の美少年

の敦盛は物語のモチーフとして大人気で

あの織田信長が本能寺の変の折に

「人間50年...」と最期に舞ったのも敦盛


という謡曲でした。

史実では、一ノ谷の戦いで熊谷直実によって討たれるのですが、

この物語はフィクション。

義経の命により敦盛の代わりに我が子を打ち、その首を

義経があらためるという「首実検」、


我が子を手にかけた熊谷直実の苦悩と悲しみが見どころ

です。

「16年はあっという間…」と我が子と過ごした日々を思い涙しながらの

直実の引き込みは涙無くしては見る事ができません。

とはいえ…

新春早々首実検は、血生臭い…😭

と思ってしまったのも事実ですが…😭😭😭

しかしこれらが演じられている江戸時代は


封建社会であり、個ではなく家の存続こそが大義であり

仕える家が存続しなければ、

家来たちも存続できないので、

いわば、

お家ファーストの時代なのです!!

また、「寺子屋」の時も書きましたが、当時は子供が

元気に成長する事が難しい時代でしたので、

子を失った親が、嘆く親としての熊谷直実を見る事によって

カタルシスしていたのでした。


史実でも敦盛を手にかけた後、

熊谷直実は我が子のような若者を手にかけた事から

世を儚み、

仏教に深く傾倒し出家したそうです。

敦盛が生きているバージョンのこの物語は、

敦盛に生き延びていてほしいという後世の人々の

思い、敦盛人気から来たものです。

(いわゆる判官びいきの義経などは荒唐無稽なバージョンが沢山存在しますね。)

つぎの
「當る年祝春駒」

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さてこちらの

曽我兄弟の話も、江戸時代の価値観を理解しなければ

理解が難しいかもしれません。

江戸時代もそして歌舞伎の世界は今でも


新春といえば曽我もの‼️

それは

年末といえば忠臣蔵!


と同じだっだと考えてください。

どちらも「敵討ち」の物語ですが、敵を打った曽我兄弟も討死したり、

打ち首になったりするのですが、

立派に親の仇を討って、封建社会の秩序を守った

曽我兄弟は、2人を祀る神社もあり、

ヒーローを超えて、

神のような存在で

あり、特に弟の方は血気盛んな若者であった事から

江戸歌舞伎に大変好まれる題材になったようです。

新春らしく華やかな舞のあとは、

「名月八幡祭り」
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こちらは、玉三郎さまの

深川芸者ぶりがいつもの姫君や艶やかな舞では見られない、
江戸の下町芸者のデカダンス。

そして。

玉三郎さま演じる美代吉を巡る三者三様の男たちが

とても興味深いのです‼️


遊び慣れた粋な武士の藤岡
(手切れ金の払い方までスマート、花街の遊び方のお手本のような彼!)

どうしようもないクズなのだが魅力的なヒモの船頭三次

そして、

新潟から商いに来ている純朴でウブすぎで遊び方も知らず美代吉に翻弄される縮屋新助


ちょっとカルメンにも似たこの物語の悲劇的ラストは

ぜひ足を運んでご覧ください💖

(私は河竹黙阿弥の七五調バージョンが見たかった😭)



江戸時代のアイデンティティーとデカダンスそして美意識を歌舞伎を通して堪能した夜でした。


(追記)
今日は、目出度い焼きでなく

歌舞伎モナカアイスを頂きました😊

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by artstable67 | 2019-02-11 23:13 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
宝塚デビューだ✨
スタッフを連れて少し遅い新年会を兼ねて、

博多 宝塚宙組公演 「黒い瞳」へ

初宝塚✨✨
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博多座に入ると場内に流れるのは、

宝塚に縁がない人でも耳にしたことがある

「菫の花〜咲く頃〜〜」💖💖

きゃー、宝塚だわー


さて一幕目の「黒い瞳」



原作はロシアの文豪プーシキンの「大尉の娘」ですが、

全てがキラキラ✨

眩しすぎる✨

ストーリー展開にリズム感ありわかりやすい✨

感情移入しやすい✨

幕間は

幕の内弁当をいただき
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公式グッズのお店を見て
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後半は夢にまで見た階段舞台🌹🌹🌹


男役の足が長すぎる✨

かっこよすぎる✨

舞台から降りて来てくれて、ハイタッチしてもらい😍😍😍

テンション最高潮‼️

私、手を洗いません!

festaは
何でもありの

ソーラン節⁉️
何でもありでも

要素が多過ぎても

そんなこと関係ないの!

ここは夢の国、

宝塚は大人のディズニーランド✨✨

ソーラン節と菫の花〜を口ずさみながら

ご機嫌で帰路についたのでした😍
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by artstable67 | 2019-02-07 22:53 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
吉例顔見世興行 東西合同歌舞伎(京都南座)
京都南座へ吉例顔見世興行へ行って参りました。

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南座は3年間の耐震工事を経てオープンしたばかりです。

アールデコ様式の美しい照明

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緞帳
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本日の演目
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昼夜通しで拝見したので
朝10:00から終演は10:00

滞在時間12時間…❗️

お尻は痛くなりましたが、全く飽きない12時間!

京女と東男の江戸の頽廃に溺れ、

河竹黙阿弥の七五調に酔いしれ、

上方歌舞伎の人情に胸熱くなり、

心と体に染み渡る古典の世界❗️

この時間を渇望していたのでした❗️❗️

滅多に演じられない、刀の精霊の舞「面かぶり」。



「義経千本桜」の中でも、古典的素養がなければ解釈の

難しい「木の実」「小金治討死」「すし屋」

この三段の解釈は中々難しいですね。

イアホンガイドでは

「組織の中では既に運命は決定しており、ただそれに翻
翻弄される庶民の悲しさ。」

と鮮やかに説明され、感心感激することしきりでした。

難しい解釈をどうせわからないであろうと、

補釈しなかったり、平易に言い換えたりする姿勢は、

伝える側として不誠実な気がする…と常々思っていましたが、

共すると太いところへ迎合しがちな演劇公演にあって、


こんな難解な解釈やマニアックな演目を受け入れる京都という街の文化的成熟度、


南座に対する聴衆の期待。

南座だからできる歌舞伎。

それら全てが師走の京都の顔見世興行を特別なものにしているのです。

さて、

文化度の高い京都ならではの娯楽的要素の低いマニアックとも言える

演目セレクションの後は

もうこれは歌舞伎ファンでなくても一度は聞いた事のある

弁天小僧菊之助の

「知らざぁ言って聞かしゃしょう」のセリフで有名な

「弁天娘男女白波」

このセリフの時、


「待ってました〜❗️」

と言いそうになり、、😅

自分を制するのに必死でした…💦




河竹黙阿弥の七五調は音楽のようにそのリズムに身を

委ねて、晴れやかで美しい舞台に酔いしれれば…

こちらもあまり見る機会のない「三社祭り」の舞にて

切れです。


お昼の部の幕間には

南座の中のなだ万で松花堂弁当をいただきました。

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お昼の部は桟敷席にて。

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南座限定

八つ橋サンド!

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夜の部が終わって11時位から、

ご一緒くださった友人達とお食事をしました。

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京都の夜は更けてゆき。


上方歌舞伎の奥深さとそら恐ろしさ…

顔見世興行はやはり別格です…

by artstable67 | 2018-12-15 00:26 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
六月博多座大歌舞伎(松本白鸚 松本幸四郎襲名披露)

今日は昼夜通しで、博多座で高麗屋さんの襲名披露公演を見て参りました。
(11時から21時まで…流石にお尻が痛い😭)

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演目としては、お昼の部の幸四郎さんが十役早変わりな

さる「伊達の十役」がとても楽しかったです✨

いわゆる「伊達騒動」を題材とした作品ですが、

仙台藩伊達家三代藩主 伊達綱宗は贅沢三昧の上に廓に通い詰め、その乱行故に幕府から隠居を命じられた人。

頼兼(伊達綱宗はここでは足利頼兼として描かれています)
がうつつを抜かす高尾太夫の花魁道中の華やかな事…💕✨
3歳にして伊達家の後を継ぐことになった亀千代(ここでは鶴千代)の身代わりに、我が子を差し出す乳母の政岡。

ここでも描かれる我が子「個」より「家」が大事という武家社会ならではの不条理とも言える思想。

殺された高尾太夫の幽霊。

それに仁木弾正の妖術、幸四郎さまの早変わりは息もつかせず、

歌舞伎らしい華やかさ、面白さが満載で本当に贅沢な舞台でした。

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祝い幕
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 夜の部の幕開けは、
仁左衛門の「俊寛」
よく演じられる演目ではありますが、年々に感じ方が変わってくるのはお芝居を見る楽しみでもあります。

平家打倒の陰謀企てた咎で、不毛の地「鬼界ヶ島」に流された俊寛。

恩赦を待って、辛うじて生きながらえているが…



ただ1人、地獄のような「鬼界ヶ島」に残される絶望の俊寛の姿が、


今宵は亡くなった親の姿にも重なり、やがては我が身の事なのだと、

この絶望は決して悲劇ではなく人のいく末、運命…

と感じた夜。

幕間は
襲名披露膳をいただきました。
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襲名口上と

切りは襲名披露らしく

「春興鏡獅子」

幸四郎さんの舞の可憐で美しい事✨❤️

幸四郎さんは立ち役も女形もこなされるその役幅の広さに圧倒され

特に舞の美しさに今回改めて感動しました。



博多座を後に余韻に浸りながら中洲の街を歩きます…

胸がキュッと締め付けられるような切なさと華やぎを感じながら…

ふと脳裏に浮かんできたのは

年々に(としどしに)我が悲しみは深くしていよよ華やぐ命なりけり…


これは私が若かりしころ、ずっと年上の方から教えてもらった岡本かの子の歌ですが、

その頃のその方の年齢もはるかに超え、


かの子がこの歌を詠んだ年齢も
すっかり超えてしまいました。

これは色んな解釈ができる歌だと思います。

かの子は恋多き女性でしたので、彼女にとっての「華やぎ」は恋であったのでしょう。


私にとっては。
悲しいこととままならない事の積み重ねを経て辿り着く

「華やぎ」はなんと切なく愛おしく、
「年々に」深まっていく…
ということ。

私たちは歳を取ることで多くを失っていく。

しかし歳をとらなければ見えない豊穣で悲しく深く美しい世界があることを知っていく。


この歌を教えてもらってから30年…

ようやくその意味を理解した夜

そう。歳をとるって悪くない。

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by artstable67 | 2018-06-07 23:15 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
四国こんぴら歌舞伎(後編)
昨夜熟睡したので、気持ちよく目覚めました。

(あ、前編をご覧になりたい方はこちらのリンクから・・)




朝一番で温泉へ、入って朝食をいただきます。

こちらの宿泊客はほぼ全員 こんぴら歌舞伎の為に泊まられているそう。。

外国人観光客の姿もちらほら。

お宿から金丸座まで歩いて10分位です。

10時半開場ですので、10時10分頃ゆっくりと出発です。

金比羅さんへの参道を登ります。

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雨が降りだしそうなお天気…
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白い藤が咲いています。
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着きました!!
思っていたよりこじんまりとした印象です。
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金丸座の前には、お弁当やお土産を売っているお店が沢山並んでいます。
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コンピー君のついた海老せんべいや醤油豆を買いました。
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お弁当は三越特製のものを購入。
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午前と午後と通しで観劇します。

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記念にパチリ💗
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入場は背をかがめて右下の狭い入り口から・・

江戸時代もこのようにして入場していたそうです。

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午前の部は枡席。

一枡に5人座るのですが、我が家は5人用を一枡買い上げ4人で座りましたがそれでも足も延ばせず、狭い事・・

おそらく5人用の枡を3人で座ったら丁度良いと思います。

江戸時代の人はきっと体が小さかったのですね・・

膝掛けを配ってくれますが、外が寒かったので冷えてきてみなさん寒そうでした。

ここに5人で長時間は大変です。


話は脱線しますが・・

イギリスのシェイクスピアの故郷、ストラットフォード・アポン・エボンを訪れたときに

観劇したときのこと。

昔は狭い客席で暖房もクーラーもなくすし詰めで立ちっぱなしで観劇していたという話を聞きました。

それでもテレビも他に娯楽のない時代の庶民には大変な楽しみだったそうです。

そう・・!

江戸時代の庶民になったつもりでここは楽しまねば・・😊

下の写真。

着物を着ている女性は「お茶子さん」

お茶こさんが座席に案内したり、ゴミを回収したりお世話をしてくれます。

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天井の木製の梁が美しいですね。

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イヤホンガイドはもちろんなくて筋書のみです。

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前から三枡目なのでとても良いお席でした。
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いよいよ幕が開きます・・

幕開けは「江島生島」

きゃ=====

舞台が近い・・

松也さん演じる江島が色っぽい・・・・・💗

鳥肌が立ちます・・

舞台が近い・・というより


歌舞伎座や博多座は舞台があり観客席があり、私たちはお芝居を見ているのですが・・

ここでは舞台と観客席が一体となり・・

私たちはタイムマシーンに乗って「江島生島事件」

の目撃者となる・・そんなすごい臨場感です。
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正徳四年に実際に起こった江島生島事件を元にしているものです。

七代将軍徳川家継の生母月光院に使えていた大奥の中﨟江島が、山村座の歌舞伎役者

生島新五郎と通じていた事が発覚し、江島は信州高遠へ、

生島は三宅島へ流された上、山村座は廃座へ追い込まれるという事件でした。


ここでの見所はなんといっても、前半の水も滴る色男ぶり

から後半の三宅島で物狂いとなってしまった珍しい「男性の物狂い」です。

女性が恋に破れて、物狂いになるさまは舞踏でもよく演じられますが、

男性版は初めて見ました。



前半の生島との逢瀬の松也さんの色っぽいこと美しい事・・

ぞくぞくしてしまいます・・

そして後半は三宅島の海女にからかわれ・・身をやつした姿。

「江島恋しや・・」といいながら消えてゆく松也さん演じる生島の姿に

場内が一体となって吸い込まれていきます・・

恋に生きて恋故に身を滅ぼす・・こんな美しくデカダンスな純愛を

臨場感と場内の一体感で体験した希有な時間でした。


さてさて・・幕間は枡席でお弁当を食べたり・・

お団子を食べたり・・大忙し

そして二幕目・・

「其俤対編笠  鞘當(さやあて)」

江戸時代の代表的な狂言作者での四世の鶴屋南北の作で人気の演目です。

(といってもこちらも初めて見ました)




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幕が開くと桜が満開の吉原中之町。

もう桜満開の花街の世界へぐっと引き込まれます・・

そして私たちは右側(花道と反対側)に座っていたのですが・・

枡席へ渡る通路が花道に変身!!

なんと右左両側に花道が・・

そして場内の奥から巡礼の鈴のような音が・・

これまた・・芝居ではなくどこから響いてくる本物の鈴の音のようです・



この鈴の音を響かせて花道を来るのは郭をパトロールしながら行き交う「茶屋廻り」という人たち。

私たちの座る枡の真横を福之助演じる「茶屋廻り」が私たちの肩のもう横20センチ位のところを金棒の鈴を鳴らしながら

通っていきます・

この臨場感は金丸座でなければ体験出来ないものだと思います。

次に現れる山三の雨に濡れ燕、伴左衛門は雲に稲妻という意匠を凝らした小袖と羽織りという伊達を尽くした衣装で

現れます。

(郭でもてるにはお金がかかるのですね・・・)


この演目の終わりに劇中口上。

(今日は歌之助さんはいません。高校があるそうです😊)

このあとまた30分の幕間。

お弁当を食べる人ありおやつを食べる人あり・・大賑わいです。

(でも相変わらず冷えています)

昼の部最後は

「魚屋宗五郎」これは見た事があります!!

芝翫さんらしい黙阿弥晩年の世話物、

「酔って言うんじゃありませんが・・」以下の長台詞が聞き所です。
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そうやって昼の部が終わり。。

金丸座から一旦、退出。

参道へ出て、黄金ソフトクリームを食べました。
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夜の部は枡席ずっとではつらいかと二回の「中舟席」

金丸座のお席にはこんぴらさんが航海の安全の神様であることに因んで

すべて舟の名前がついています。

前舟席・・後舟席・・というように。

これは中舟席からの眺めです。

金丸座全体が見渡せます。

座席もゆったりしていた脚も延ばせて楽でした・・

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しかし・・総括して言えば・・

臨場感を味合うには絶対「枡席」お勧めです。

(相当狭いので脚のご不自由な方にはお勧めできません。)

芝居小屋の魅力にすっかり取り付かれた私・・

飯塚の嘉穂劇場でもぜひ歌舞妓を見てみたいと思いました。

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by artstable67 | 2018-05-06 09:56 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
またまたやってしまいました…四国こんぴら歌舞伎(前編)
皆様、ゴールデンウィークいかがお過ごしですか?
福岡はお天気もよかったのですが、アレルギーシーズンのゴールデンウィークは私は引きこもり、今日はひたすら中庭のデッキを磨いておりました。

先月の15日のことですが、香川県の金丸座こんぴら歌舞伎へ行って参りました。
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現在金丸座で歌舞伎公演をしているのは一年に一度だけで、また、この金丸座のチケットは旅行会社がバスツアーや新幹線とのチケットと組み合わせ、ツアーとして売り出すため、一般に中々回ってきません。

ようやくチケット手に入れ家族四人揃って、香川入りした訳ですが…

14日土曜日博多から新幹線で岡山まで行きそこから高知行きの南風19号という特急列車に乗り換えます。

列車南風は、瀬戸大橋を渡ります。

岡山を出発して30分位で瀬戸大橋へ

車窓からの眺めです。

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平清盛が活躍した瀬戸内海が見え、

島が点在しています。

遥か眼下の海は激しく渦を巻いています…

坂出が見えてきました。

間も無く香川県へ入ります。

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橋を渡っている時間は10分位でしょうか…

前回は父と訪れた事を思うと胸がキュッと締め付けられるような切ない気持ちになります。

琴平へ着き、やはり仙台から合流する息子をホームに見つけ、

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嬉しくて、慌ててホームへ。

「待った〜〜?先にホテルへ行ってたらよかったのに〜〜

あ⁉️
お母さん、アンパンマンの中に(南風19号はアンパンマン列車なのでした)
スーツケース置いてきた😰😰

待ってー
アンパンマン!!」

無情にもアンパンマン列車は走り去ります。。

(唖然とする家族から、

「ネタか?」と

突っ込まれましたが、

そんなことは断じてありません!!)

半泣きになりながら、琴平駅の改札で、

事情を説明します。

駅員さん曰く、

「次の駅に着くまで無線が届けば、次の駅で荷物をおろせるけど、、

これから無線が途切れる区間に入るから」

「もし、荷物を次の駅で降ろして貰えたらタクシーで取りに行きます」と、私。

駅員さん(関西弁のイントネーションで)

「無理です。」

私&ファミリー「え?」

駅員さん「特急列車で30分ですよ!

次の駅は徳島県の阿波池田、タクシーでいったら、何万円になることか、、」

私「もし、その阿波池田でおろして貰えなかったら、次の駅は?」

駅員さん「おおぼけ、こぼけ」

私「おおぼけ、こぼけ??

で、そこも通過したら、?」

駅員さん「ごめん、なはり」

私「ごめんなはり???」

もはや、思考停止状態の私…

が、
何とか、無線がつながり、

次の阿波池田で荷物がおろしていただけることになりました。

で、次の特急南風にのり、カバンを追いかけます。

何だかだんだん暗くなってきます。

すごく闇が深く感じます。

すごく心細い…



着いたわ。

阿波池田✨

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駅で荷物を確保

駅員さん
「ここの駅は単線だから、こちらのホームで待ってたら岡山行きが来るからね。

動かんといてね。大丈夫?

明日やったら荷物電車に乗せて琴平に送ったのにごめんな〜〜」

な、なんて親切な方😍

てなわけで。初上陸徳島県ってことで
パチリ。

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大歩危、小歩危
おおぼけ、こぼけ駅も発見!
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ごめんなはり線と
御免駅も見つけましたよ
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五分後位に帰りの特急が来て、折り返しまた30分。

ようやく琴平駅へ戻ってきました。

こんなポスター発見。


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まだ午後8時なのに、駅員さんも帰宅し、

すっかり深い闇に包まれた琴平の街を一人スーツケースをガラガラひきながらホテルへ向かい、

ご飯を食べ温泉へ入って、、

疲れていたのですぐに寝入ってしまったのでした。

後編へ

by artstable67 | 2018-04-30 23:13 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
三月大歌舞伎(歌舞伎座)
先日、三月大歌舞伎を見て参りました。
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東京はとても寒くてみぞれ混じりの雨でした。

冬のコートに手袋とマフラーをつけて上京しました。

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今回は、昼の部のみを見ました。


幕開けは、

近松門左衞門の時代物の傑作「国性爺合戦」
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清時代の中国を舞台にしたスケールの大きな物語です。

愛之助の和藤内による片手六法と両手六法の引き込み…

1つの演目で2つの引き込みが観れるものは珍しいのだとか…

江戸らしい荒事はやはり観ていて清々しい。


芝翫さまの甘輝も気迫と貫禄に満ちておりました。

二幕目は男女道成寺

こちらは四世中村雀右衛門七回忌追善狂言です。
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幕が開いた途端に満開の桜の舞台🌸

ため息があちこちからもれます。

桜の季節にふさわしい演目です。

昼の部切りには、
三遊亭圓朝の人情噺を舞台化した世話物「芝浜革財布」

笑いあり涙ありの演目の主人公を演じさせたら芝翫さんはピカイチです✨

心あたたまる幸せな気持ちになり幕となりました。

こういう幕切れって好きです。

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前から二列目の真ん中というとても良いお席でしたのに

横が二席空いておりました。

何となく、父と母と一緒に観ているような気がしました。
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by artstable67 | 2018-03-23 07:34 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
初春大歌舞伎 高麗屋襲名披露(歌舞伎座)
今年初の歌舞伎座へ。
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もうすっかりお正月気分が抜けてしまっておりますが、

歌舞伎座内は、まだ新春ムード満載の装飾が襲名披露公

演のおめでたさと相まってとても華やかです✨
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高麗屋さんの親子三代同時襲名披露公演でもある一月の

公演チケットは…

今回は思い立ったのも先月で発売開始後、入手

は困難を極めましたが、

昼の部は、タイミングよく戻ってきた

西の桟敷席へ😊

桟敷席の1番の楽しみは、何と言っても幕間にいただくお弁当なんです。

暖かいお吸い物とともにお席まで届けてくださり

とっても美味しいのです。

1月は殊の外美味しかったです❤️
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祝い幕
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さてさて肝心の演目です。

昼の部1番は…

「箱根霊験誓仇討 箱根山中施行の場
白滝高の場」

こちら大大大好きな七之助さまがお兄様の勘九郎さんと

夫婦を演じられています。

新春 1番の歌舞伎座で七之助さま❤️❤️

相変わらず美しい…

眩しすぎる✨✨

しかし物語は悲しい物語です。

勘九郎さん演じる飯沼勝五郎は.

兄で豊臣秀吉の縁の家来 であった飯沼三平を

同じく豊臣秀吉の家来であった滝口上野(どっちが苗字か

わからないような名前ですね)に殺されます。

三平の弟勝五郎は兄の仇を討つため、三千助と名を変え

て北条の家臣である九十九新左衛門の下僕となって

その様子を伺っていましたら

憎っくき滝口上野!

七之助さま演じる 勝五郎の女房の初花に横恋慕。

何とか自分の物にしようと画策する

トンデモナイ輩なのです。。

勘九郎演じる勝五郎は病を患い歩けなくなりいざり車に

乗り、その縄を七之助さま演じる初花が引っ張りながら

花見に現れるところから物語は始まります。

現実的に考えたら、哀れでみすぼらしいこの花道のこのシーンを

何とも情緒豊かに風情ある美しく演じる勘九郎さんと七之助さま…

ぐっと物語に引き込まれていきます。

そして後半は、滝口上野に無理やり連れ去られた初花が

殺され、幽霊となり帰ってきて、さらに夫の勝五郎のために箱根

権現に願をかけ滝壺に身を投じ、勝五郎は歩けるようになり仇討ちを強く心に誓う。。


という物語です。

「仇討ち」とは現代人が理解できないももの1つであると思うのですが、

江戸中期、仇討ちは世間の注目を集め、討ち果たせば、

いつ、どこで、誰々がと、絵入りの瓦版が配られ、町々

に伝わったそうです。

しかし仇討ちは簡単ではなく、敵の捜索に数年を要したり、

途中で行き倒れてしまったり、返り討ちにあってしまっ

たり、苦労話につきないのだそうです。

そんな苦労に満ちた仇討ちをモチーフにして幽霊が出てくる奇想天外

な物語ですが、

七之助さま演じる

女っぷりよくでも貞淑で強く夫へ愛と忠義を貫くか弱くでも芯の強い女性…初花

悪くない! !

(上から目線で言っているのではなく個人的に七之助さま演じる女暫の静御前や夜長姫が最高だと思ってるゆえでございます!誤解なきよう🙇‍)

色気もあり女性らしくでも強い意志があり、

惚れ惚れしてしまいました😍

そして、

次は
「七福神」新春そして襲名披露のお祝いに相応しい

晴れやかな舞踏です。

昼の部最後は

「菅原伝授手習鑑」

から 「車引」と「寺子屋」。


「菅原伝授手習鑑」は「仮名手本忠臣蔵」「義経千本桜」とともに三代名作と言われ


よく演じられます。

中でも「車引」は三兄弟が争う中で見せる様々な見得は

歌舞伎らしい教科書的ともいわれる様式美にあふれ、
菅原道眞に所縁のある九州博多座でもよく演じられます。

実は、「車引」と「寺子屋」通しで見たのは初めてでしたが、

通しでみて初めて秘めたる松王丸の菅丞相に対する忠義…


我が子の首を差し出す、現代の感覚から言ったら

不条理とも言える忠義が新白鸚の迫真の演技で

号泣必至に演じられます😭

白鸚さんの松王丸、凄すぎました。


号泣してしまいそうなので涙を堪えても喉の奥がヒリヒリ…

沢山の方が目頭に手をそっとあてておられました。

主君菅丞相の息子を助ける為に自分の息子(9歳)の命を差し出すという

また、匿っていた寺子屋を営む式部源蔵も躊躇いなく、

他人の子の首を差し出す


現代人の感覚なら絶対できない事ですが、

封建の世を生きた昔の人は「親子は一世、夫婦は二世、

主従は三世、間男はよせ(四世)」と落とし噺の戯言で言

われるように、主従の関係は重く、過去、未来、現在に

わたるとしたそうです。

そんな封建時代ならではの主従関係の重さを理解したと

してもこの段は重たい。

そして、こんなに重たい段が人気を博して演じられてき

た背景には第一次世界と第二次世界大戦と我が子を戦争

で失った親たちが深く共感して見て来たからだといいます。

子供を失うというのはいつの時代でも親にとっては非情

であったのは変わりないのですね。


ここで昼の部終了です。。


う、重たい。 。

晴れやかな襲名披露公演の締めにしては重たすぎます。

😭😭

さて

夜の部はチケットが取れず二階席。

襲名披露口上あり、「勧進帳」では、染五郎さんの

麗しい義経

締めは

本当に艶やかで華やかな

「相生獅子」と「三人形」の舞踏。
晴れやかに幕を閉じました。


昼の部と夜の部の何たる違い…😭

しかし白鸚さんの松王丸は絶対見ていただきたいので、

歌舞伎好きの方には昼の部もおすすめです。

夜の部は、

いつもの めでたい焼き
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一階お土産売り場で福岡のAZULさんの限定クッキーを見つけ嬉しくなり購入しました🌸
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他に購入したお土産は、

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勧進帳 ポチ復路

勧進帳 お菓子詰め合わせ

冨樫最中
勧進帳巻物に見立てた弁慶羊羹
義経の笛に見立てたえんどう豆のお菓子


が入っています。


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え?

夜の部の解説が少ないって??

二階席だったのと睡眠不足と午前中からの集中力が途切

れ、時々意識不明に陥っていたことを慎んでここに懺悔しますっ😭😭

by artstable67 | 2018-01-20 00:25 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
2月博多座花形歌舞伎
すーっかり出遅れましたが、

2月博多座に七之助が出演されます❤️❤️

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昼も夜も😍

どなたか七之助がお好きで

一緒にキャーキャー言ってくださる方、

チケットは今から手配しますが、

ご一緒しましょう✨✨

メッセージお待ちしてしております😊




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by artstable67 | 2017-12-21 01:57 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
吉例顔見世興行 八代目中村芝翫襲名披露(ロームシアター京都)
京都へ「吉例顔見世興行」を拝見しに行って参りました。

今年は南座が改築中でして、ロームシアター京都で行われましたが、

毎年南座で行われる年末の京都の風物詩です。
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下の写真ご覧ください。

(ロームシアター正面に飾られている木の看板)

この出演する俳優さんの名前を勘亭流で書いた「まねき看板」が上がると

京都の人は冬の訪れを感じるそうです。
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江戸時代、劇場と役者は、一年ごとに契約を結んでおり顔見世は翌年一年の一座の顔ぶ

れを披露する事から最も重要な興行とされていました。

今は東の俳優さんならず東西の名優が顔を揃える華やかな歌舞妓の祭典として京都

はもとより全国の人々に親しまれております。

そして今年の顔見世興行は

そう・・

八代目中村芝翫さんと
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橋之助さん、福之助さん、歌之助さんの襲名披露も兼ねているのです。
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中村芝翫さんと三人のご子息の襲名披露に際しては昨年の10月の

歌舞伎座での襲名披露公演の初日に拝見して、

今年の1月は大阪の松竹そして6月の博多座

この12月の顔見世興行で襲名披露興行が終わります。

今回ご一緒してくださったのは・・

(大阪松竹そして博多座でもご一緒してくださった)

芦屋マダムAさまと名古屋嬢Mさん



芦屋マダムA様・・

振り返るほどの美しいマダムなのですが

お写真の許可が下りずに残念・・


そして下の写真にちらっと写っておりますが、父も一緒に・・

写真手前の神々しい美女は・・

歌舞伎座の襲名披露初日から今年もずっと一緒に歌舞妓をご一緒してくださった

名古屋嬢Mさん。。

一緒にいると「お嬢様?」と言われることが(光栄にも)ありますが・・

オーラある美しさと本当に明るく可愛らしくて大好きなお嬢様です💗


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昼も夜も素晴らしいお席で・・

感謝なばかりです。

京都では「筋書き」ではなく「番付」

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他の興行と違って

京都らしさ、顔見世興行らしさがそこかしこに・・

通常は胡蝶蘭がお見舞いですが・・

顔見世興行では縁起物の松竹と笊です。
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祝い幕も紅白で目出たさ極まれり・・


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京都のゆるキャラ「コンピー君」
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2階の桟敷席は上七軒の芸舞妓さんがずらりと・・

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限定の井筒の三笠
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八つ橋サンド・・
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興行の演目については明日以降

(余力あれば・・)

アップしたく思いますが・・

総括して、

教科書的な「壽曽我の対面」から

絶対拝見したかった

中村芝翫さんが平知盛を演じる

「義経千本桜」


涙が止まらなかった

「二月堂良弁杉の由来」

お腹を抱えて笑った

「人情噺文七元結」

演目も素晴らしく、

珍しいのは俳優さんが劇中の意匠の儘

襲名披露口上を述べる

「劇中口上」

そして私の大好きな七之助さまも沢山出ていらして

もう間近に拝見して

(「生きててよかった〜😢」)

成駒屋さんで明け成駒屋さんで暮れた一年・・

よく歌舞伎座へも足を運びました。


こんな忙しい時期に歌舞伎鑑賞・・と思われるかもしれませんが

(私もそう思っておりました)



師走の忙しい時に京都へ足を運び深い古典の世界へ浸る

喜び・・

そして家族や大好きな友人とそれを分かち合う喜び・・

それは格別のものなのでした・・

ご縁にただただ感謝です・・

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by artstable67 | 2017-12-08 22:26 | 歌舞伎 | Trackback | Comments(0)
  

食空間プロデューサーの山野舞由未です。
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