人気ブログランキング |
Arts de la table
ライジング若冲


「ライジング若冲」ご覧になりましたか?

色気たっぷりの瑛太演じる僧侶大典に比して、抑えたナチュラルな演技の七之助様は、
女暫くの巴御前、
赤坂歌舞伎で兄を刺す歌、
野田歌舞伎の超ドSな夜長姫、
からしたらより、素顔の七之助様のイメージに近いもの。
江戸時代の天才を平成の天才が演じるとこういう解釈になるのか…
と思いきや…
鶉を描くシーンで一種見せたサディスティックな表情を丸山応挙が目敏く見つけ
「これがこの男の正体や…」
と言わせた演出が洒落ていた。

物語のキーパーソンとなる売茶翁が、生前葬で、己の使った全ての茶道具を燃やしてしまうシーンがすごかった…
「生きて辱めを受けるくらいなら荼毘にふそう…」
得てして、美術品は、売られて、人から人の手に渡り、
高値落としのセリやオークションにかけられ、
策略やお金の中に埋もれていく…
己の茶道具をそんな目に合わせたくないという執着を捨て去る形の美意識は、
この新春一の清々しさでした。

ライジング若冲_c0366777_14410559.jpeg


#ライジング若冲天才かく覚醒せり
#伊藤若冲
#中村七之助
#売茶翁
#ステイホームの唯一の楽しみでした
#今年もよろしくお願いします
#三枚目伊藤若冲蕪に双鶏図

# by artstable67 | 2021-01-03 14:40 | アート | Trackback | Comments(0)
俵屋 餅花作り
皆さま、明けましておめでとうございます。

皆様、お正月はいかがお過ごしですか?

我が家は、

国試前の娘がいますし、

初詣も初売りも相当密のようなので、


ひたすら自宅で、ステイホームのお正月です。。

ダラダラとお節を食べてのんびりとしています。

さて、新春なので…

少しだけ縁起良き設えの写真を。。

こちらは12月の初めに俵屋さんに行った時の坪庭横の設えです。


狩野探幽の不動明王と鎌倉時代の狛犬です。

俵屋 餅花作り_c0366777_01271432.jpeg
玄関は、
白隠彗鶴の秋葉山大権現
と水仙 
俵屋 餅花作り_c0366777_01320076.jpeg
餅花作りに参加しました。

俵屋 餅花作り_c0366777_01344320.jpeg

この餅花作りを家族の恒例行事とされている方々がほとんどで、
もう何年も先まで予約が入っているそうです…

夜のお食事

俵屋 餅花作り_c0366777_01355329.jpeg
俵屋 餅花作り_c0366777_01362270.jpeg
俵屋 餅花作り_c0366777_01380051.jpeg
俵屋 餅花作り_c0366777_01383641.jpeg
俵屋 餅花作り_c0366777_01391514.jpeg
俵屋 餅花作り_c0366777_01394818.jpeg
俵屋さんのお料理は

なんというか…

一歩ひいたお料理。

何か目新しいものを求めて来ると、違うって思ってしまうかもしれませんが…

私にとってはいい塩梅なのです。

そして冬なのに冷めないお風呂も健在!!

ロビー横の書斎

俵屋 餅花作り_c0366777_01432508.jpeg
コーヒーなどをいただける本館2階の

アーネストスタディ
俵屋 餅花作り_c0366777_01444753.jpeg
朝食。

湯豆腐も鯵の干物も美味しかったなぁ。

こんな朝食を毎日食べたいと思いました。

俵屋 餅花作り_c0366777_01461299.jpeg
朝食の後、つきたての紅白もちが運ばれてきました。
俵屋 餅花作り_c0366777_15093540.jpeg

各部屋にはチェックインの時から柳の枝が用意されています。
俵屋 餅花作り_c0366777_15102414.jpeg
こちらに、紅白のお餅を少しずつづつけていきます。
俵屋 餅花作り_c0366777_23004625.jpeg


私は次の予定があり急いでいたので、

自室で作り、慌ててチェックアウト。

今年は密をさけて館内のあちこちで、また餅花作り。。

この坪庭の柳の枝も、

夜には餅花で満開になった事でしょうね。

(それを拝見するのは来年の楽しみに…)
俵屋 餅花作り_c0366777_01480269.jpeg

後ろ髪引かれつつ。

冬の俵屋を後にしたのでした。

# by artstable67 | 2021-01-02 01:21 | 旅行 | Trackback | Comments(0)
テーブルコーディネート講座初級編
Merry Christmas🎄
皆さま、素敵なクリスマスをお過ごしの事と存じます。
今日は心なしか街の人出も多い気が致します。
華やぎや賑やかさがあってこそ師走の街…と思います。

テーブルコーディネート講座での、アペリティフのお料理、
青柳裕子先生のレシピを再現しつつ、自己レシピも加えて

クリストフルムードパーティーに盛り付けました。
テーブルコーディネート講座初級編_c0366777_00035258.jpeg
テーブルクロスはボーヴィレのクリスマスコレクション。

9年位前に購入しましたが、全く色落ちせず発色の美しさをキープしています。

クリスマス時期しか使えませんが、気分は盛り上がります💝
テーブルコーディネート講座初級編_c0366777_00113415.jpeg
ケーキは生徒さまであり、私もお菓子教室に通わせていただいております、荒木真子先生に、フランボワーズとピスタチオのピンクのブッシュドノエルと、ノーブルなイチゴショートケーキをお願い致しました✨

もう、本当に完璧に美しくて美味しくて…
テーブルコーディネート講座初級編_c0366777_00094314.jpeg
テーブルコーディネート講座初級編_c0366777_00095733.jpeg
断面も美しい✨✨
テーブルコーディネート講座初級編_c0366777_00101403.jpeg
あまりに美味しくて歓声が上がり、一年後のケーキを予約された方もいらしたほどでした。

紅茶は、天然のベルガモットをキームンやセイロンティーに入れて、、本物のアールグレイティーを楽しんでいただきました。
テーブルコーディネート講座初級編_c0366777_00125217.jpeg
今年は、紅茶の試験に時間を取られ準備の出来ない中、フラワーはこれまた生徒さまのアイロニー認定校講師の金田先生にお願いして、皆さまのお陰で、楽しく食卓を囲めました。
テーブルコーディネート講座初級編_c0366777_00204921.jpeg
レッスン中身は、

なーんと、

テーブルコーディネートと関係なく

和テーブルの歴史の決まり事でした。

和食の歴史を紐解く中で今回注目したのは、江戸時代の文人達(酒井抱一や、太田蜀山人など)が、好んで通い卓袱料理を食べている記録が残っている江戸料理、料理屋八百善
初めての料理版「料理通」を残されていることで有名です。
文人達はなぜ、当時卓袱料理を好んで食したのか。。

長崎県には未だ卓袱料理の専門店があるということでこれは是非行ってみなければ、、という事になりました。


和のテーブルコーディネート、基本のセッティングを実習していただきました。

今年は、レッスンも不定期となり、皆様には大変ご迷惑をおかけ致しました。

単発レッスンのお問い合わせをいただいていますが、当分は単発のレッスンは致しません。

コロナの感染状況落ち着いていましたら、6月ごろテーブルコーディネート講座の4期生を募集させていただきます。

今年は世界中の皆様にとって試練の年となりましたが、来年は全ての皆さまにとって幸せな一年となりますよう祈念致しております。



# by artstable67 | 2020-12-25 00:00 | 自宅レッスン | Trackback | Comments(0)
細見美術館と野村美術館
若冲と琳派
(備忘録です)

最近行って素晴らしかった美術館を二つ。
(何れもgoto中止前に伺ったものです)
細見美術館と野村美術館_c0366777_21573017.jpeg

やちよ只菅様でお世話になりました投げ入れ花の先生、横川志保先生のご推薦でぜひ伺いたかった、細見美術館。

若冲のコレクションで有名な美術館で、小さな美術館ですが、コレクションの質が本当に素晴らしく…

特に伊藤若冲の早期と晩年の作品が対に飾られた展示室は迫力があり…

実は、鶏があまり好きでなく
(幼少期に追いかけられたので)
それゆえに、若冲の絵画もゆっくり拝見した事がなかったのですが、 
鶏のなんともユーモラスな姿、
可愛い😍
ネズミが宴会をしていて酔っ払ったネズミをズルズル介抱する、別のネズミ。。
若冲は本当に動物を愛した人だったのですね…
まるで人間を描くかのように動物の表情が描かれていてひきこまれます。

若冲は海外コレクターに人気があり、早くから海外へ流出していましたが、それを何とか阻止しようと、国内の宝を守ろうとして始まった細見氏の思いが沸々と伝わってきました。

それから琳派。
こちらも細見美術館の何がすごいかというと、京都琳派、江戸琳派と長きに渡って、その枝葉まで琳派のコレクションを辿れること。

細見美術館の琳派コレクションを拝見してつくづく今までの自分の視点が江戸文化にあり、狭い視野でしか眺めていなかった事を実感。

俵屋宗達、本阿弥光悦から始まった京都琳派が、酒井抱一にはじまる江戸琳派への流れ…つまり桃山という時代は文化の中心が京都から江戸へと移っていく日本史の中で最も魅力的な時代であり、
その過渡期に、伊藤若冲も活躍していた事も興味深い。

細見美術館の素晴らしさは、また展示のマリアージュ。

本阿弥光悦の画に尾形乾山を合わせたり、名もなき桃山時代の作陶家の織部や志野との光琳や宗達との取り合わせが実に素晴らしかった。

乾山の器に兄の光琳が絵付けした兄弟コラボなども楽しかった。

このような京都的美術鑑賞の仕方を教えてくださったのは、やちよ只菅の堤さま、改めて感謝です。
@___shikan___

続く野村美術館は、南禅寺の大門の中にありこの辺り東山は屈指のお屋敷街。
散策するもよし、今は中止されていますが、お手前もいただけるそうです。
細見美術館と野村美術館_c0366777_21575303.jpeg
細見美術館と野村美術館_c0366777_21581557.jpeg

例え首都の地位を東京に譲っても京都は文化の継承者たりたい…という強い思いと矜持があり、決してただの観光地ではなく生きた文化遺産であること。

やっぱり京都はおく深く空怖しい…

#細美美術館
#絶対行くべき
#また行きます
#若冲と琳派
#伊藤若冲
#やちよ只管
#野村美術館









+++-------------------------------------------------------------+++
  レッスンのお問い合わせ、テーブルスタイリングや
  セミナー等お仕事の依頼は
  m.yamano67@gmail.com までお願い致します。
  公式ホームページ:http://artstable.jp/
+++-------------------------------------------------------------+++


# by artstable67 | 2020-12-20 21:56 | アート | Trackback | Comments(0)
歳をとる事。脳を鍛える事。
紅茶の資格試験。

前期試験がようやく終わりました。

落とす試験ではないですし、範囲も決まっていて、ただ暗記するだけ…
(思考型の試験でないので難易度は低いです)

と侮っていたのですが、
  
もう本当に記憶力落ちてるのを実感😭😭😭

思っていたより時間をとることとる事、、、

情けなく、時間なく、心配事も多く、、

何度諦めようと思ったことか。

このご時世のありがたいことは今までオンラインで受けれなかったレクチャーが自宅で受けれる事。

しかし試験だけは、東京まで受けに行かねばなりません。

これだけコロナ感染者が増えているのに、、

行くべきか。。

様々な憂いごとやストレスを払拭して、

向き合い集中、、

衰えた暗記力を補うのは、
いくら書いてもダメだと気がつきました。

頭の中で「これは何だったか、、」と、思い出す作業を、ようごレベルからやりました。

カードの様なものを作りそれをジプロックに入れて持ち歩き、

空き時間にいつも見ていました。
歳をとる事。脳を鍛える事。_c0366777_09264543.jpeg


歳をとる事。脳を鍛える事。_c0366777_09265518.jpeg
(と言ってもほとんど出かけないので、自宅で見ていたことになりますが)

消毒して出し入れして、どこにもおかないように工夫して。


東京へ試験を受けに行く事の迷いを払拭してくれたのは、一緒に学ぶ仲間と、そして家族。

「絶対に東京に行くな」と言っていた夫も、会場のみに羽田空港からタクシーで往復すること、

マスクを午前中と午後で交換すること、などで、すんなり了解してくれました。

会場は万全の対策で、手を洗い、消毒、検温して、入場、

フェイスシールドをしてアクリルボードに囲まれ、会場は開け放されているので、

寒いこと寒い事。

主催者も緊張感を持って開催されているのが伝わってきました。

ティスティングの試験は、紙コップで、フェイスシールドしてマスクして、飲む時だけ、マスクを外して、

という悪条件でしたが、

(この写真は練習の時の物。実際は産地名は書いていません。)
歳をとる事。脳を鍛える事。_c0366777_09371045.jpeg

前回参加した時に話した参加者の中には、韓国人でありながら、試験を受ける方も。

漢字そのものが、存在しない韓国語を、母国語とする彼女のひたむきな姿、
母国に帰る事も叶わず、必死に勉強する姿に胸が熱くなり
辞めたい思うたびに彼女のことを思い、最後まで諦めずに
今日まできました、、

結果、
とにかく、脳トレ!になったという事。
そして心地よい達成感!!!!
(まだ、後期試験ありますけどね)



東京は、当たり前ですが、普通に人が暮らしています。

感染症時代は、コロナに関しても意識が人によって驚くほどさがありますね。


緊急事態宣言中も東京から福岡の飲食店へグルメを求めて来ていた人達もいれば、

地方では「同調圧力」が強いので、出歩く事自体が非難の対象になります。

とはいえ、

「私はコロナにかからない自信がある」という楽観的バイアスは、もちろん危険だと思います。

100年前にスペイン風邪が流行った時に、大したことないと楽観視していた斉藤茂吉は罹病して死にかけ、楽観視していたことを後悔しています。
一方、子どもが罹病した与謝野晶子は、早くから

密になるイベントの中止を新聞で呼びかけていました。

楽観的バイアスは危険だと思いますが、人によって考え方や

行動に差があるのは仕方ない事で、それを必要以上に責めたり

自粛している自分達と同じように、、という同調圧力もまた
危ういなぁと感じました。


この寒さで又々感染者が増えないよう祈るばかりです。

# by artstable67 | 2020-12-20 09:15 | 紅茶 | Trackback | Comments(0)
  

食空間プロデューサーの山野舞由未です。
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
以前の記事
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
最新のコメント
> みすとさん コメン..
by artstable67 at 03:17
わぁ、ふく那さんの初々し..
by みすと at 00:48
> 宮本美和さん ブロ..
by artstable67 at 11:20
山野先生〜〜 アクシデ..
by 宮本美和 at 19:26
宮橋さま。 返信遅れま..
by artstable67 at 22:24
はじめまして。宮橋ともう..
by 宮橋 at 01:57
> Manathiかずよ..
by artstable67 at 04:28
ふく恵さんと見習いさんの..
by Manathiかずよ at 11:31
> ライラックさん コ..
by artstable67 at 21:41
拙ブログ、読んでくださっ..
by artstable67 at 22:42
最新の記事
茫洋たる未来は可能性の大きさ
at 2021-04-07 22:46
限りなく繊細な揺らぎ
at 2021-04-02 00:17
色気を出すこと、出さないこと。
at 2021-03-25 05:31
海辺の食卓&庭園の食卓(岩田..
at 2021-03-24 00:36
さようなら、タリアセン
at 2021-03-22 14:57
カテゴリ
全体
自宅レッスン
外レッスン
イベント
その他のお仕事
テーブルコーディネート
紅茶
おうちごはん
そとごはん
お稽古
旅行
テーブルウエア
お花
アート
音楽
歌舞伎
オペラ
映画
読書
ファッション
インテリア
スポーツ
福岡の美味しいお店
未分類
お気に入りブログ
福岡のお菓子教室 Com...
Fooding Diary
三溝清美 Cooking...
VERT DECO ...
photo-holic 
のんびりと。しあわせに。
穏やかな日々
お茶をどうぞ♪
kimcoa-blog
ローマ、ヴェネツィア と...
外部リンク
多賀谷洋子オフィシャルブログ

+++---------------+++
レッスンのお問い合わせ、テーブルスタイリングやセミナー等お仕事の依頼は



までお願い致します。
+++---------------+++
タグ
記事ランキング
画像一覧

Copyright(C) 2015 aretstable.jp All rights reserved.