Table & Styling blog

🍁源氏物語をあそぶ🍁

梶古美術様とうつわやあ花音様主催の展覧会と茶会へ。

場所は、普段は古美術商の方しか入れない京都美術倶楽部にて。

源氏物語尽くしの一日でした。

梶古美術様の蒐集された、源氏物語屏風

こちらは源氏香の屏風

高辻豊長源氏物語写本

その他の源氏物語や源氏香に因んだ美術品の数々

「お菓子司聚洸の源氏物語」掲載の器の展示

(こちらは、器とお菓子の取り合わせ、器のセンスが、素晴らしくて大変勉強になりました。
屑箱を見立てたり、現代作家のものを取り入れたり、、
志野、織部、黄瀬戸、魯山人、多彩な焼き物その、
緩急の付け方が兎に角素晴らしい。)

源氏物語をテーマにした茶道具でのお茶会

美術商の主催なので、御道具が素晴らしくて…

福嶋昭治先生の講義

北の台雅楽アンサンブルによる紅葉賀に因んで青海波　　

点心

と大変盛りだくさんの一日でした。

梶古美術の梶高明様は京都、東京、広島、福山で「美に触れる」というタイトルで古美術の見方の御講座をお持ちです。

梶先生によると、源氏物語に纏わる美術品は、大変数が多いそうで、どれだけこの作品が愛されてきたかがわかります。

奥様の明子様は、福山の香道の月原先生の後を継がれて、福嶋先生をお呼びしての源氏物語の購読会を10年主催されています。

福嶋先生の源氏物語の講義は、神講義❗️

30分の講義でしたが、ユーモアを交えて鮮やかに読み解かれて、
　
このような講義は受験生にこそ、受けさせたい…と思ってしまったのは私だけではないはず。

続くお茶会では、茶道の先生方に混ざって大変緊張しましたが、

梶さんの寛いで参加してくださいね。の一言で場が一気に和やかに。。

皆様と歓談しながら、

色々と教えていただきながらの楽しい時間でした。

私がいただいた「十代永楽了全」の茶碗はお正客のかたの「3代目楽道入　ノンカウ」の赤楽茶碗と並ぶ名器だったそうで…
　有り難いばかり。

こちらが私がお茶をいただきました、了全のもの。
こちらが、ノンカウ

(茶道の先生方が、私の器をご覧になりざわざわされていたので😰
猫に小判で申し訳ない)

アウェイでしたが、お茶会や点心の席で参加者の皆様とすっかり打ち解け楽しい時間でした。
また、梶家のご次男さんが、大変知識が豊富で、色々とご教授いただきありがとうございました。

古九谷談義、
春海バカラ談義、
輪島塗りと京漆器のお話し、、
どれもわかりやすくて勉強になりました。

福山の梶高明さまの「美に触れる」講座に来月から参加します。

気になった方ご連絡ください。
ご一緒しましょう😌💓

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用事あり上京し、娘の家に2泊しました。

狭い部屋に猫まで飼っているので、私の布団を敷くスペースもなく、

ベットで娘と猫の間で細長〜くなって休みました。

娘って、母親にとってはいつまでも守ってあげたい大切な華奢な存在なのですね…

久しぶりに娘の温もりを感じながら…。

母もこのような気持ちだったのかなぁと想像してみる。

帰りの飛行機ではいつもは通路側に座るところを、窓側席に座りました。

雲を眺めながら、東京から遠ざかる余韻を感じながら、少し切なくなりながら。

半年ぶりの京都のお料理教室

本日も痺れました。

義太夫の講座から始まりました。

義太夫三味線の人間国宝の鶴沢津賀寿さんの三味線に合わせて
森川先生によって語られる

お染久松　野崎詣り
壷坂霊験記
八百屋お七
絵本太功記

歌舞伎に嵌っていた10年前は、福岡から毎月、歌舞伎座、南座、大阪の松竹座まで通っていたけれど、
義太夫だけをこんなに間近で拝見するのは初めて…

クラシック、オペラ、絵画、落語、歌舞伎、義太夫、、

先生一体どれだけ引き出しをお持ちなのか…

半年ぶりの浜作のお料理も心と体に沁みました。

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#浄瑠璃見たし
#歌舞伎行きたし
#すぐに行きたい
#歌舞伎ロス
#お稽古
#京都料理教室
#趣味を極める

今日の呟き。

カラヤン指揮のベルリンフィルハーモニーの「亡き王女の為のパヴァーヌ」を聴いた。

すごく良い。。

心に沁みる…

余白のある音楽

さすがカラヤン、ちっとも古臭くなく普遍性がある。

今日の呟き

ここ半年、

兎に角器の声を聞こうと、

物言わぬ器に対峙してきました。

そのおかげか

何となく人の気持ちもじんわり理解できるようになった？

気がします。

というか、どれだけ人の気持ちがわかっていなかったという話しでした。。