こちらも12月のこと。
九州人の私には、つとに縁がないかと思われた嵐山吉兆さんへ、
京都のお料理教室の先生の還暦のお祝いとお教室2500回記念を兼ねた祝賀会にて初めて足を踏み入れました。
集合が17:30でしたので、
師走の京都嵐山の夕刻は、とっぷりと日が暮れておりまして、
この世のものとは思えない幽玄な雰囲氣…
生粋の京都人で、屈指の教養人でいらっしゃる先生のご人脈のもと
先斗町の芸妓さんたちの演奏から始まり…
これが本当に至近距離での鼓や三味線は迫力があり演者の方がだんだん集中して顔つきが変わられたり、
鼓は乾燥に弱いので、唾液で湿らせていらっしゃる様子はこの距離でなければ、拝見できないもの。
(三味線は逆に湿度に弱いそうです)
先生のお写真はお載せすることはできませんが、
ご一緒してくださった華やかな生徒さまや、先斗町の芸妓さまと
嵐山吉兆とはこういうことか、、、
と感激したお料理の数々。
先斗町の芸妓さんたちの、天才的なおもてなしで、飲めない私も
お大尽気分ですっかり酔っ払ってしまいました。
帰りに、
吉兆さんの前で記念にパチリ。
京都の底力、
そらそ恐ろしさ
計り知れなさ
をまたまた思い知らされた一生に一度というほどの素晴らしき
会でした。
先生、ご一緒してくださいました皆さま
ありがとう存じました。