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Arts de la table
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バルセロナでの事
サンセバスチャンからバルセロナへ移動して、そこで3泊して

ヘルシンキ経由で今朝、帰国しました。

8月17日私達は、市内建築見学とサグラダファミリアへの見学ツアーへ参加しました。

集合場所はランブラス通りから入ったレイアール広場の噴水前です。

朝、9:30に集合しました。

レイアール広場はヴェテツィアのサン・マルコ広場を模して作られた、ネオクラシック様式。

ガウディデザインの街頭が有名です。
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こちらがガウディの街頭です。
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レイアール広場からランブラス通りへ、娘が行きたがっていた「ロカンボレスク」のアイスクリーム店の
場所を確認します。

「観光終わったら行ってみよう!」と娘と話しながら、
オペラ座を見たりしながら

ガウディがパトロンのグエルの為に建てた、グエル宮殿へ。

この地区は、グエルの様なお金持ちが住む様な地区では

なかったそうですが、(お金持ち持ちは高台の風通しが

いい地区に住んだそうです。)

海に近いこの地区は、ローマ時代のアウグストゥスが

築いた植民地バスキアだった、

最も歴史ある地区。

カタローニャ人にとっては格別な思い入れのある地区なのだそうです。

ここは、ガウディの作品でもグエル公園や

カサ バトリョなどに比べると観光客がぐっと少ないのですが、

歴史的地区にありガウディが設計から建築まで手掛けた

数少ない建物で、絶対見るべきなのだそうです。

海に近い地区なので、

鉄の装飾は海をイメージして波うっています。


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地下鉄リシュー駅へ。

地下鉄の乗り方を習います。

次に歴史の新しいグラシア通りへ行き、

カサ バトリョを含む、 「不和のリンゴ」と呼ばれる

三軒の邸宅が並ぶ場所へ。

こちらには、モデルニスモ建築を代表する三人称の建築家の設計の邸宅を

一度に見ることができます。

一軒めは

ガウディが正確には設計でなく、先輩の建てた家を改築した、カサ バトリョ

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その左、三角屋根がちらっとうっていますが

ジョゼップ プッチ イ カダファルクによる作品

カサ アマトリュール

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そしてその左に、今はロエベのショップに成っていますが、
リュイス ドメネク モンタネール
による カサ リュオ モレラ
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モンタネールのモザイクは、本当に美しくて通りから

覗きこむ事しかできませんが。。

ロエベがこの建物を買った時、モンタネール装飾の邸宅内の、モザイクや装飾を

沢山壊してグラシア通りに捨てていたそうです😭😭

そこを通りかかった画家のダリが

それを拾って大切に保管してダリ美術館へ飾っているとか💦

ダリはガウディを始めとするモデルニスモ建築に多大な影響を受けたといいます。

とここで、

娘がお腹が痛いと言い出して、

連日の移動の疲れもあるのでしょう。

薬を買って一旦ホテルへ戻り娘を寝かせ

私だけツアーに戻りました。

15時から予約していたサグラダファミリアの見学へは

予約券だけ貰って自分達で行く事に なっています。

私もホテルに戻り少し横になり、


何とか体調を持ち直した娘といよいよ

サグラダファミリアへ。

見学の予約券は入場時間が決まっており、

その時間にならなければ入場できませんし、遅れても

もちろんアウトです。

夏休みのこの日は観光客のピークで今週いっぱいは

サグラダファミリアもカサ バトリョも入場券は売り切れ

だそうてす💦

さて、

入り口の生誕のファサード!!

この部分だけが唯一ガウディが完成させたファサードだ

そうです。

何と豊穣なる宗教表現!!!

海や山や自然の動植物が イエスキリストの生誕劇と

調和しているのです。。
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そして聖堂内へ

うわぁ〜
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見た事のない不思議な世界…

溢れる色…

不思議なデザイン

ここは本当に聖堂??


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それからエレベーターに乗り、

64メートルの高さから螺旋階段を一気におります。

螺旋階段は永遠を意味するといいます。

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モデルニスモ建築について補足するならば、

一般にいうアール ヌーボーのカタローニャ版が

モデルニスモ建築なのだそうです。
自然界に存在する花や虫、曲線をモチーフにした

日本でもアールヌーボーは人気のスタイルですよね。

でもモデルニスモはアールヌーボーより、一歩突出している感じ。。

これはバルセロナ一般に言えるような気がします。

バルの料理も如何に新しく進化させた目新しいデザインを作っていくか、

後で行くことになるケーキ屋やレストランのイル ブリの

分子ガストロノミーもそう。

バルセロナは、カタローニャ語を話すカタローニャ人の

街。

フランコ政権下でカタローニャ語を禁止されたり弾圧され
より高まった民族意識の中で必要とされてきたのが

突出したデザインのモデルニスモ建築や分子ガストロノミーではなかったのかしら。


サンセバスチャンのあるバスク地方もその意味では

似ています。

バスク語という特殊な言語を話し、民族意識の高まりの中から

地域の特殊性としての美食の街としての発展を遂げてきたのでは。。

スペインは実は多民族国家で、

サッカーもそうですが、バルセロナはマドリードとは仲が悪く海が近く、スペイン国家で唯一産業革命が進んだ街でありながら、抑圧されてきました。

そのカタローニャの歴史と民族意識の高まりをモデルニスモ建築や進化系の料理やスイーツを見て感じたのでした。


前日16日の夜に行ったWバルセロナ。

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娘のリクエストで行ったWホテル。

若者イケイケなスタイルは私は苦手で、

(すみません💦)

ロンドンのWホテルは街に調和せず、違和感がありましたが、

バルセロナの街にはこのポップなテイストが不思議と調和していてとても素敵です。

しかもホテルのラウンジなのにドリンクのチャージが

一杯7.5€とリーズナブル。

FCバルセロナの選手もよく訪れるのも頷けます。。

話しを戻します。

サグラダファミリアをあとに したのが、16時過ぎ位でしょうか。。

それから娘のお目当てのランブラス通りの「ロカンボレスク」のアイスクリームへ行く事にしていましたが、

まだお腹が痛いと。。

でもせっかくだからどこかへ行きたいというので、

表参道にもできたケーキ屋の「Bubo」へ行くことにしました。

Buboがあるのが、ゴシック ボルン地区。

こちらも古くからある地区です。

バルセロナでの移動は地下鉄も分かりやすいですが、

疲れたら、

安くて親切ですぐにつかまるタクシーをお勧めします。

タクシーはすぐにつかまりBubo へ。

タクシーから降ろされ車の入れない地区だったので少し迷って着いたのが、5時ごろだったかと思います。


可愛いケーキを写真に収め娘とInstagramに投稿したりして5時半位にBubo を後にしました。
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これから観光が一段落して観光客が買い物に食事にと

一番人が多い時間帯です。

娘の体調を考えてタクシーをつかまえようとライエタナ通りに出ました。

何故だか、通りに観光客が溢れ、皆が一斉に手を挙げタクシーをつかまえようとしています。

目の前にを救急車とパトカーが何台も何台も走り抜けていきます。

いつもはすぐにつかまるタクシーなのに。。

変だわ…

海側へ歩いて行き、タクシーをつかまえようとしても乗車していたり、

他の人に先を越されたり、

空車なのに、無視されたり、、

歩いても歩いてもタクシーがつかまりません。

みんな、タクシーを探しているみたいで、

少し感情的になっている人もいます。

すると、頭上をヘリコプターが飛び出しました。

「何かあったのよ!絶対そうに違いない!

早くホテルに戻らなきゃ!!」

「ライエタナ通りには地下鉄の駅があったよね。

そこまで戻ろう」

早歩きで元来た道を戻ります。

夕刻のバルセロナは砂漠のように熱くのどはカラカラで

汗さえ出てきません。。

娘が「サンダルの紐が壊れた😭」

と。。何度も立ち止まり、紐をかけて歩き、

また取れてかけてしゃがんで結んでは歩き。。

そうしてる間にも救急車がたくさん通りすぎていきます。

やっと地下鉄の駅につくと行列が??

「もうすぐ、ここも閉鎖されるかも」との事。

娘の腕をしっかり掴んで人をかき分けすし詰めの地下鉄に乗り込みます。

「暑い…」

背中を嫌な汗が伝わっていくのを感じます。

青ラインに乗り換えようとしても閉鎖。

緑ラインで降りた駅は、ホテルからそんなに遠くない

筈なのに自分がどこにいるのか、どちらへ行ったら良いのかわからない😭

(日本にいたって方向音痴の私。絶対絶命💦)

娘がやーーーっと役にたち、

wifiをつけナビで経路を出してくれて

それを見ながら、歩き出しました。

バルセロナ屈指のショッピング街のお店が18:30なのに

全て閉まっています。

やっとの思いでホテルに着いたら、いつもはドアマンがすぐに扉を開けてくれるのに、

鉄の扉で閉鎖されています😫

「は、入れないの??」

中からこちらの様子を見たドアマンがやっと二重のドアを開けてくれました。

「お帰りなさい。

今、ランブラス通りで通りにバンが突っ込む事件が

起こって犯人が逃走中なのです。

沢山の死者も出ました。

レセプションから連絡するまで部屋で待機してください。

今日は絶対、ホテルから出ないで」



言葉が出ません…


もし、娘がお腹が痛くならず、ランブラス通りのロカンボレスクへ行っていたら。。

程なく、ホテルのレセプションから電話があり、

ランブラス通りで観光客を巻き込む事件があったこと、

犯人の内1人が逃走中で警察が一軒一軒レストランなどを

調べていること、

ホテルから絶対出ないこと、

などの指示を受けました。

その日はホテルで食事を済まし、

一晩中、救急車やヘリコプターの音が鳴り響き

ようやく音が聴こえなくなったころ、眠りに着きました。

次の日の朝には犯人は逮捕され、

私達からしたら、到底買い物や観光の気分ではないのですが、

一番観光客が多いバルセロナ側としては自粛ムードに

なり観光客の購買欲が落ちるのを避けたかったのでしょう。

しきりにもう大丈夫を繰り返していました。

19日の早朝5:30にバルセロナ空港ヘ向かって真っ暗な中、

タクシーに乗り込みました。

タクシーがゆっくりとランブラス通りへ。

事件現場に色とりどりガラスの器にキャンドルが捧げられ火が灯され暗闇に浮かび上がっています。

早朝から祈りを捧げる人が沢山いました。

バルセロナから初めて乗る

ノルウェーエア インタナショナルに乗り込みます。

お天気雨で空に虹がかかっています。
バルセロナでの事_c0366777_16390262.jpg

飛行機が離陸して輝く美しい地中海が見えた時、

我慢していたものがこみ上げてきて

涙が止まりませんでした…

3時間のフライトを終え乗り継ぎ地点のヘルシンキへ

到着すると機内から拍手が…

静かな拍手ですが鳴り止みません。。


娘と私もいっしょに拍手をしました。

「何で拍手するんだろう??前もあったよね。
飛行機の調子が悪く不安なままローマから出発してヒースローに着いたとき。」

と娘が、私に聞きます。

「無事、到着したことへの感謝を分かち合いたいから。

そしてバルセロナに…」

涙が溢れてきました…

今度は悲しい涙ではなく、旅先で親切にしてくれた

沢山の人たち、美しい街、一瞬で変わる人の運命、

それら全て…

by artstable67 | 2017-08-20 14:18 | 旅行 | Trackback | Comments(0)
  

食空間プロデューサーの山野舞由未です。
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